サソリの仲間チャグロサソリ。もちろんサソリなので毒を持っています。

チャグロサソリの生態と特徴についてご紹介します。

チャグロサソリの特徴と生態

チャグロサソリは東南アジアに生息する大型種でマレージャイアントスコーピオンやアジアンロングクローフォレストスコーピオン等が含まれています。

体長は大きいもので20㎝以上になり、ダイオウサソリに負けないほどの大きさですが全体的に横幅が狭く、スマートな体型です。

 

鋏角部分の毛の色は緑で、尾の色は茶色、体が黒いことから名前がついています。

熱帯雨林の多湿性の環境の中で倒木や石の下に潜んでいます。

 

飼育種として人気があり、ペットショップや通販サイトなどで販売されています。

価格は2500円程度でサソリ飼育初心者にもおすすめの品種です。

アジアンフォレストスコーピオン

アジアンフォレストスコーピオンはベトナム南部、タイ、マレーシアなどが原産で成体時のサイズの平均は12㎝。平均寿命は5年ほど。

尾には他のサソリと同様に毒を持っていますが、死に至るほどの強いものではありません。

サソリの飼育

サソリは比較的簡単に飼育することができます。

飼育のケースは昆虫飼育などに使われるプラスチックのもので十分。

爬虫類用のプラケースなら蓋の上部分にドアがついているので飼育がしやすくなります。

尾の毒よりも鋏の方が強烈なので注意が必要。

エサはコオロギやミルワームなどを与えますが、小食で量はあまり食べません。

 

1週間に1度程度の頻度が適切です。

バッタやダンゴムシなどの昆虫もたべるようなので、時々エサを変えて与えてがるのが良いでしょう。

飼育の適温は20~28℃程度。ある程度の湿度が必要で、80%が最適。

 

床材には土や無添加の腐葉土、バーミキュライト、ピートモスなどを敷きます。

シェルターも入れてあげると安心して隠れ、夜も静かです。

寿命は10年位と言われているので、長い付き合いを覚悟して購入しましょう。

飼育されるサソリの種類

他にもよく飼育されるサソリの種類としてダイオウサソリやレッドクロウエンペラースコーピオン、フラットロックスコーピオン等です。

特に有名なのはダイオウサソリで、見た目を大きく迫力がありますが、性格も大人しく毒性も弱い為人気があります。

多湿系と言われ高い湿度を好むのがダイオウサソリ、レッドクロウエンペラースコーピオン、チャグロサソリで乾燥型と言われるのがフラットクロススコーピオンです。

食材としてのサソリ

飼育の話をした後になんですが・・・サソリは食材としても立派な存在です。

特に4千年の歴史を誇る中華の世界では素揚げにされ屋台などでも売られています。

毒を持っているサソリですが、サソリの毒は神経毒なので体内に注入されて初めて効果が発揮されるもの。

口から入る分にはかえって薬になる程高い薬膳食材となります。

サソリを食材にするためにはまずは絶食状態にし、腸内の洗浄を行います。

 

もともとサソリは1週間ほど何も食べなくても平気ですので、長い期間断食させる必要があります。

味は川海老のようで身は少ないのですが殻ごと素揚げするとスナック菓子のような食感と絶妙な歯ごたえが楽しめます。

 

飼育に飽きたら、食べてしまう・・・!?

そんな大胆なことが出来る人はぜひチャレンジしてみて下さい。

 

それにしても2500円のスナック菓子は少々高価です・・・・・・

ちなみに昆虫食という新しい分野ではサソリも缶詰や乾燥食材として販売されているようです。

缶詰の値段は1400円ほど。ダイオウサソリやチャグロサソリと比べるとかなり小さいサイズのようで、食べやすい大きさになっているとか。食べるサソリに興味のある方はこちらもぜひおすすめですよ。

(ライター ナオ)