おしゃべりがとっても上手な「インコ」
毎日の挨拶に始まり、話し相手にもなってくれます。
時には面白いことを言ったりして、飼い主さんを楽しませてくれます。
とても記憶力の良いインコですが、インコの知能とは一体どれぐらいあるのでしょうか?
インコの知能と生態について調べてみました。
インコの生態
インコは約330種類いると言われているインコ科の鳥です。
人気があるインコの種類は、「セキセイインコ」「ヨウム」「コザクラインコ」「コンゴウインコ」「オカメインコ」などです。
インコの種類によって変わりますが、体長は約15~40センチ、体重約50~300グラムです。
インコは基本的に種子を食べますが、花の蜜も食べるのですよ。
インコの種類によっては葉っぱや昆虫を食べるインコもいます。
インコはカラフルな羽毛をしているのが特徴で、種類によって色々なカラーがあり、とても綺麗です。
インコの種類によっては、頭に鶏のトサカのような羽毛を持っているインコもいたりします。
インコの頭から臭うニオイを「インコ臭」と言います。
鼻を塞ぐようなくさいニオイではなく、インコ独特のニオイがします。
インコのほとんどは一夫一婦で、木に巣を作ります。
インコの寿命は種類によって変わりますが、だいたい7~15年だと言われています。
インコは人の見分けができる!
インコは人を見分けられると言われています。
自分と一緒に生活している家族と、遊びに来た友達を区別することができます。
見た目と声で人を見分けているそうです。
インコは家族の中で自分の世話をしてくれる人、遊んでくれる人、可愛がってくれる人をきちんと解っています。
インコがしゃべるのは何故?
インコの最大の魅力は言葉をしゃべることではないでしょうか。
インコに言葉を教えると言葉をしゃべるようになり、声のものまねもできるようになります。
100語以上言葉を覚えたインコもいるそうです。
「おはよー」や「ただいまー」などの挨拶や、飼い主さんの笑い声、その他にも電話のベルの音を真似したりします。
インコは上手に会話するので、人の言葉を理解しているように感じます。
ですが、インコは人の言葉の意味が解っているのではありません。
教えられたことをしているだけです。
インコのなかでは、「この場面でこの音を出せば良いことをしたので褒めてもらえる」と思っているのです。
例えるならば、「電話が鳴って”もしもし~”と言ったら、おやつを貰えて褒められる」という感じです。
インコのコミュニケーション方法は「声」ですので、インコがしゃべるということは、声を出して飼い主さんとコミュニケーションをとっているということになります。
インコの知能
鳥類のなかで一番知能があると言われているのはカラスですが、インコはそのカラスの次に頭がいいと言われています。
ちなみにインコのなかの「ヨウム」は人間の5歳児の知能と2歳児の感情を持っていると言われているのですよ。
インコの学習能力も素晴らしく、飼育の場合にはきちんとしつけることができます。
良いことは進んで行い、悪いことはしなくなります。
大型のインコならば、朝、新聞を取ってくることを覚えさせることもできるんですよ。
インコは知能が高いので、飼い主さんの気持ちもわかっています。
寂しいとき、嬉しいとき、楽しいとき、悲しいとき・・・インコはいつも飼い主さんの傍にいますよ。
インコについてまとめ
インコについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
インコは鳥のなかでカラスの次に知能があって、言葉を覚えることなどの学習能力があることがわかりました。
インコは突然妙な言葉を発して驚かせてくれたり、変なことをして笑わせてくれたりします。
毎日一緒にいて飽きません。
むしろ、刺激的な毎日を一緒に過ごすことができ、あなたを笑顔にしてくれます。
(ライター 雲呑)