鍋料理に欠かせない野菜と言えば、「白菜」です。

トロットロに煮込まれた白菜は、甘くていくらでも食べられてしまいますね。

 

旬の季節には一玉100円程度で買えたりして、美味しい上にお財布にも優しくて一石二鳥な野菜!

(時折ビックリするほど高騰する年がありますが、鍋の名脇役として欠かせない存在なので、そういった年には一度も鍋を食べずに冬を終えることも…。)

 

そんな白菜をより美味しく、そしてお買い得に手に入れるために、旬の季節についてしっかりと知っておきましょう!

今回は白菜の旬の季節や選び方などについて、詳しくまとめていきたいと思います。

白菜の旬の季節っていつ頃?

白菜の旬の季節は、言うまでもなく「冬」ですね。

具体的には、11月頃から2月頃にかけてが、最も美味しい時期です。

冬場は他の野菜が高くなるので、貴重な栄養源として重宝しますね。

ただ、豊作の年には実家や近所の畑で採れたものを大量にもらったりして、消費に困ることも…。

白菜って同じ葉物野菜のキャベツなんかに比べると、桁違いに大きいし嵩もありますからね…。

 

しかし冬が旬な野菜なだけに、冷たい料理よりは暖かい料理に使われることが多いのは救いです。

火を通せばかなり嵩が減りますから。

 

白菜は寒さによって甘みが増すので、出始めの頃よりは寒くなってからの方が美味しいものが食べられます。

旬の季節の白菜は、霜に当たることで甘みが増し、繊維も柔らかくなって煮込むとトロトロになります。

 

収穫後に雪の下で貯蔵する、または雪に埋まった状態で栽培する「雪下白菜」などはその特徴がよく表れているそうです。

まだ一度も食べたことはありませんが、季節になればお取り寄せも可能なので、ぜひ一度は食べてみたいものです。

 

最近では旬の季節以外にも、高地などの冷涼地で栽培されたものや、暑さに強い品種が出回るようになりました。

長野県などでは夏に最も美味しい旬の時期を迎える白菜も栽培されており、ほぼ一年中いつでも白菜を食べることができます。

季節を問わず美味しい白菜が食べられるのは、なんと贅沢で嬉しいことか…!

美味しい白菜の選び方

美味しい白菜は本当に美味しいですが、ハズレに当たると苦みはあるし筋張っていたりして、ガッカリすることもありますよね。

一度に大量消費することの多い野菜なので、ハズレた時の絶望感は計り知れません…。

そんな悲劇を起こさないためにも、美味しい白菜の選び方をきちんと知っておきましょう!

重さで選ぶ

これはキャベツやレタスなど他の葉物野菜にも言えることですが、同じ大きさならばずっしりと重みのあるものを選びましょう。

しっかりと水分があり、葉が詰まっている証拠です。

特に一玉丸々で売られている場合は断面などを見ることができないので、重さが重要なポイントになります。

葉先をチェック

葉先まで綺麗な緑色で、しっかりと巻いてあるものを選びましょう。

黄色く変色してきているものや葉先が開いてきているものは、鮮度があまり良くありません。

白い部分をチェック

「白菜」というくらいですから、白い部分がより白くてツヤがあるものを選びましょう。

その方が瑞々しく、柔らかいのです。

芯が平らかどうかチェック

半分や4分の1にカットされたものは、芯に近い部分の切り口が平らかどうかを確認しましょう。

ここが盛り上がってきているものは、カットされてから時間のたっているものです。

また、茶色く変色してきているものも時間が経っている証拠なので、切り口がより白く平らなものを選んでください。

白菜の旬の季節についてのまとめ

白菜の旬は冬。

厳しい寒さに耐えて育った白菜は、とても甘く美味しくなります。

旬の季節を迎えた白菜をより美味しく食べるための選び方も、ぜひ覚えておいてくださいね。

(ライター もんぷち)