皆さんはホシガメというカメを知っていますか?
リクガメの中では比較的小柄なカメで特徴的な柄を持っています。
名前の由来も、この甲羅の模様が星のように見えることからきているそうです☆
サイズも小さく美しい甲羅を持っている事から、ペットとしても人気の様ですね!
値段もお手頃で、手に入れやすいのも人気の秘訣なんでしょうね。
今回はそんなホシガメの生態や特徴、そして飼育方法について紹介していきたいと思います!
星柄模様の美しい甲羅の持ち主!ホシガメの生態や特徴
ホシガメは爬虫綱カメ目リクガメ科リクガメ属に分類されるカメです。
ペットとして飼育されているホシガメは、『インドホシガメ』と『ビルマホシガメ』の二種類がいます。
ホシガメは数々の陸ガメの種類の中で、最も甲羅の模様が美しいと評されています。
学名でも『Elegans』と言われているように、美しいカメなので密輸入や密売が後を絶たず問題になっているようです。
生息地は、インド南東部および西部に広く分布していて、平野部から低い山間部などの森林や乾燥した草原や農地の周辺などで生活しています。
体長は約25㎝~35㎝くらいの大きさで、体重は5㎏~7㎏です。
スリランカなどに住むホシガメは、周年植生に恵まれているので、大型化するんだそうです。
体の特長としましては、背甲の中央版や左右の助甲板はそれぞれドーム状に盛り上がっていて、星型の線は腹甲にあるのが特徴です。
体の色は、甲羅は黒いですが、甲板には星型の濃い黄色や灰褐色の線が6本~12本入っています。
雄と雌の見分け方は、雄よりも雌の方が体が大きく、頭部や四肢は淡い黄色で黒い斑紋が入っています。
食性は植物性で、草・木の葉・多肉植物・果実・花などを好んで食べています。
他にも、陸棲の巻貝・動物の死骸・牛や羊などの家畜の糞を食べたりする事もあるようです。
普段は穏やかなホシガメも繁殖期に入ると雄は性格が荒くなり、雄同士がバッタリ鉢合わせすると喧嘩が起こる事もあります。
時期は雨期に行う事が多く、交尾から産卵まで約90日はかかるそうです。
一度の産卵で1個~10個程の卵を産み、これを一年に2回~4回に分けて産んでいきます。
通常卵は110日~150日で孵化しますが、早いものだと50日で孵化するものもあります。
しかし、周囲の環境によっては孵化しても卵の中で待機する事もあり、雨期になると地表に姿を現し始めます。
雄は生後3年で大人になり、雌は7年で大人になります。
ホシガメの飼育方法~ホシガメの雑学~
どの種類もですが、カメは飼育環境をしっかり整えてあげなければいけないので、初期費用はそこそこ掛かります…。
一度揃えてしまえば初期費用程のお金が掛かる事はありません。
お掃除は大変ですが…、飼育にあたって揃える物は下記の通りです☆
- ケージ
- 床材
- 紫外線ライト
- 保温球
- スポットライト
- シートヒーター
- 水受皿
- 温湿度計
- 爬虫類用サーモスタット
- シェルター
- エサ入れ
なんといっても環境第一なので、カメを飼育するならこまめな作業を苦に思わない方に向いていると思います♪
餌は、野菜や野草を中心に与えてあげて、後はリクガメフードなどを与えてあげると良いですよ!
飼育に慣れてきたら、繁殖にも挑戦してみても良いかもしれませんね。
飼育下でも、環境が整っていれば孵化させる事も可能なので、余裕が出てきたら挑戦してみて下さい☆
ホシガメについてのまとめ
今回はホシガメについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
カメは結構長生きしてくれるので、長く付き合っていけるペットを求めている方にはオススメですよ。
ライターMISAKI