誰でも一度や二度は見たことのあるペンギン。
チョコチョコ歩く姿や仕草が可愛らしくて好きな方も多いのではないでしょうか?
そんな人気者のペンギンですが、皆さんは生態についてどれ程ご存知ですか?
今回はペンギンの生態や特徴、そして鳥類に入るのかどうかを紹介していきたいと思います☆
ペンギンってどんな生き物なの?~生態と特徴について~
ペンギンの生態は、鳥綱ペンギン目に属する種の総称です。
現在世界に18種類のペンギンが存在していて、そのうち10種類は絶滅危惧種に指定されているんだそうです。
生息地は、南アメリカ・アフリカ南部・オーストラリアなどに広く分布していますが、最も多くの種類が生息しているのはニュージーランドです。
生活環境は寒い南極大陸に住んでいるというイメージが強い方も多いと思いますが、南極大陸に住んでいるのは2種類程しかいないそうです。
生息地を見て分かるように南極大陸ほど寒く無い環境でも生きることが出来ます♪
それでも度を超すほどの暑すぎる国では生きるのが難しくなってきますが…。
平均体長は種類によって変わってきますが、小さいもので49㎝、大きいもので1.3m程あります。
体の色は背面が黒で腹面が白となっているのですが、この体の色に意味がある事を知っていましたか?
この体の色は敵から身を守るようになっており、水の中を泳いでいるときにお腹の白い部分が空と同化するので敵はペンギンがいるかどうか分からなくなるんだそうです!
体の特徴としましては、ペンギンの体には十分な脂肪が蓄えられていて過酷な環境でも生きてけるようになっています。
ペンギンの平均体脂肪率は40%~50%と言われています。
そして、運動能力が非常に優れていて泳ぎが得意な事も特長です。
水中の中に獲物を見つけると素早い泳ぎで獲物を捕らえ、その速度は時速10㎞も出ているんだとか。
元々ペンギンは足が長かったのですが、水中での抵抗を減らすために今のような体の形に進化しました。
ペンギンの食性は肉食性で、イワシなどの魚類・甲殻類・イカやタコなどの頭足類などを食べて生活しています。
仲間を大事にする生き物なので、捉えた獲物を仲間と分け合ったりもします。
ちなみに天敵となるのは、シャチやヒョウアザラシやサメとされています。
ペンギンの一生を簡単に言うと、孵化⇒育雛期⇒巣立ち⇒若鳥⇒成鳥⇒繁殖⇒産卵⇒孵化という流れになっています。
平均寿命は、短いもので6年、長いもので20年生きるとされています。
ペンギンは鳥類なのか?~ペンギンの雑学~
ペンギンは鳥類なのか?それとも哺乳類なのか?どっちなのか分からないという方も多いと思います。
結論から言いますと、ペンギンは鳥類です!
鳥類なのに飛べなかったり、鳥のような見た目をしていないので違和感を感じますが…。
よく観察すると、ペンギンの体の表面にはうっすらと産毛が生えていて若干鳥の面影があるんです。
さらに、産卵方法も卵の状態で産み、生まれるまでの間親が卵を温める姿なんかは鳥に近いものを感じます。
ペンギンを数える時も1羽2羽などというように数えるので、完全に鳥類と言えるでしょう。
ペンギンは、羽毛・前肢が変化した翼・歯の無いクチバシ・卵生と鳥の定義を兼ね備えています。
今でこそペンギンは飛びませんが、大昔はペンギンも飛んでいたという話もあるんですよ。
その証拠に、飛ぶ鳥は必ず持っている尾椎骨という長い尾の痕跡が残っているんだそうです。
皆さんは大昔にペンギンが飛んでいたという話を信じますか?☆
ペンギンについてのまとめ
今回はペンギンについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?
ペンギンの世界は調べるほど面白い話が出てくるので、皆さんも調べてみて下さいね。
ライターMISAKI