出目金を知らない人はほとんどいないと思いますが、出目金の性質や寿命までは飼育をしていないとなかなか知る機会はないことだと思います。

ここでは出目金についてまとめ、特徴的な性質や身体的な特徴を紹介します。

 

また出目金とはどれくらい生きられる魚なのでしょうか。

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その寿命や多種との比較をしていきます。

出目金の生態

まず、出目金とはキンギョの一種です。しかしこのキンギョという魚は少し特殊で、他の魚とは違った歴史的背景を持っています。

出目金およびキンギョをはるか昔にまでさかのぼるとフナにたどり着きます。

簡単に言うとフナは出目金の祖先のような存在なのです。

ある時期において異なる進化の過程を歩むこととなりキンギョとフナに分かれていったのです。

 

原産地は中国と言われ、もともとはフナに起こった突然変異で黒い色素がなくなってしまったことがキンギョの明るい体色の由来となっています。

この時点ではヒブナと呼ばれる種類でしたが、こうした突然変異で生まれた個体を人間が意図的に選び出し、交配を重ねていくことで観賞用の魚としてキンギョが生まれたのです。

 

キンギョは淡水生で、水草や藻類を主に食べて生きています。

およそ30㎝にまで成長し、15年近くまで生きるとされています。

 

人工的に作られた観賞用の魚であるため飼育が簡単で、世界最長であれば40年以上という平均の寿命からはるかに逸脱した個体も存在します。

もともとが突然変異による魚なのでそれらを組み合わせることでさらなる突然変異を起こしやすく、様々な形や色のキンギョが作り出されてきました。

 

そのため色んな環境に適したキンギョが作られ、そのうちの一種として出目金が誕生しました。

出目金の特徴は、他のキンギョと比べて胴体が重々しく、ひれが長いです。

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そしてなにより目が飛び出していることが一番のチャームポイントです。

この見た目から「出目金」と名付けられています。

出目金の寿命は?

出目金以外のよく目にすることの多い一般的なキンギョでは寿命は10年以上15年以下です。

出目金においてもこの範囲から大きく外れているわけではありませんが、やや短い傾向にあります。

 

出目金は品種改良を繰り返されており、フナから突然変異を重ねた、自然界においては異常種です。

観賞用としては華々しく特徴的であるため優秀かもしれませんが、生物としての強さはあまりありません。

 

実際大きく突き出た眼球は弱点となり、外敵のいない環境においても注意が必要なほどです。

視力が弱く水槽内の障害物にぶつかってしまうことも多いです。

 

そのときに、眼球が出ているため傷つきやすく眼球が取れてしまうこともあるほどです。

こうした性質を持っているため観賞用の魚ではありますが、他のキンギョ等の生物との混泳は望ましくありません。

視力が弱いだけでなく動きが遅いため、比較的動きの速い他のキンギョとぶつかる可能性が上がってしまうのです。

飼育における注意点

すでに述べたように出目金を飼育する際の最も気にしなくてはならない点は眼球の保護です。

大きめの水槽を準備し、そして角が多くあるようなものはあまり入れないほうが良いです。

 

また水槽から出目金をすくうときに網を使うとこれまた目を傷つける原因となります。

別の容器を用意し、水ごとすくってあげると傷がつきにくいです。

出目金の寿命は10年前後

とにかく飛び出た眼球を守ってあげて、単体での飼育が理想です。

しかしその点をしっかりと押さえておけば基本的には飼育はしやすい魚と言えます。

 

通常10年ほどの寿命ですが、水の清潔にし、環境を良質なものにしてあげること、そしてその状態を維持してあげることでもっと長く生きることも十分可能です。

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