パンダマウスとはパンダ模様をしたネズミ!

そのキュートさは他にはない可愛さ♪

今回はそんなパンダマウスについてのお話です。

パンダマウスの特徴

パンダマウスは齧歯目ネズミ亜目ネズミ科ネズミ亜科ハツカネズミ属に分類されます。

品種改良の種なので基本的に野生下には存在しません。

 

原種となっているのは地中海から中国のハツカネズミで、体長は7㎝ほどで体重はオスの方が若干重くて30~50g、メスが20~40gです。

パンダのように耳と首、お尻周りが黒くなっているのが特徴で、学習能力が高く、人慣れし、性格は穏やかで好奇心旺盛です。

 

中には迷路を覚えることが出来る個体もいるほどです。

円らな瞳で尻尾も長いので、姿形はネズミそのもの。

 

江戸時代からに人間に飼育されていたと言われるパンダマウスは白と黒のバイカラーと呼ばれる個体をパンダ柄だけを固定するように改良されました。

毛が生えておらず、小型なのが特徴です。

繁殖が容易でオスとメスを一緒に飼うと高い確率でどんどん子供を産むので、あっという間に数が増えていきます。

パンダマウスの飼育

小さいのでゲージなどを用意しなくてもプラスチックの昆虫用のケースで飼育することが出来ます。

エサはハムスターのもので大丈夫。

 

他にリンゴや果物、キャベツ、サツマイモ類等バランスをとりながら与えるのも良いでしょう・

 

床材は新聞紙を敷いてパインチップなどの吸収剤を敷き、更に新聞紙などを重ねるだけで十分。トイレを決まった場所でしないので、週に1~2回程度の掃除が必要です。パインチップの代わりに広葉樹や針葉樹のチップでももちろんOKです。

 

金網のゲージはゲージ間隔が広すぎて脱走する可能性が大きいことと、ゲージの金網を噛んで歯を悪くする恐れがあるので、向いていません。

また、時には金網の隙間に挟まってそのまま身動きできなくなることもあるそうです。

 

単独飼いよりも多頭飼いが向いていますが、繁殖して増やす目的でなければ、同じ性別同士で飼った方が無難です。

1匹だけで飼うと、寂しすぎてかえって性格が荒れてしまう場合がありますので注意してください。

 

適温は15~27℃程で湿度は40~70%が基本です。

直射日光やエアコンの風などは直接当たらないように気を付ける必要があります。

齧歯類ですので、歯は一生伸び続けます。

 

市販のかじり木などをケースの中に入れておくと自分で歯を削って長さを調節します。

回し車も入れてその動きを楽しみたいところですが、サイズに合ったものを選ばないと、脚が引っ掛かり骨折してしまうこともあります。

また、糞尿で汚れることも覚悟しなければなりません。

パンダマウスの購入

パンダマウスは市場ではまだ珍しい種類に入ります。

一般的なペットショップでは購入することが出来ないと言われています。

 

ハムスターやマウスの専門店や頼んでおくと取り寄せてくれる場合もあります。

一般的な価格は1,000~3,000円程度です。

パンダマウスの寿命

パンダマウスの寿命は1~3年半と言われています。

平均的には2年程でしょうか。動物の中では非常に短い部類に入ります。

パンダマウスの特徴と寿命に関するまとめ

パンダマウスは齧歯目ネズミ亜目ネズミ科ネズミ亜科ハツカネズミ属に分類される。

品種改良の種なので基本的に野生下には存在していないが原種は地中海から中国にかけてのネズミ。

 

パンダのように耳と首、お尻周りが黒くなっているのが特徴で、学習能力が高く、人慣れし、性格は穏やかで好奇心旺盛、迷路を覚えるほどの個体もいる。

飼育の歴史は古く、江戸時代から飼育されていたという記録がある。

パンダマウスの寿命は1~3年半ほどと言われている。

(ライター ナオ)