皆さんは、マダコをペットとして飼うということを考えたことがありますか?

今回は、ペットとして飼えるのか検証してみました。

まずは、「マダコ」について知ろう!

マダコ(Octopus vulgaris)は、一般的に知られている「タコ」です。

足は8本あり、軟体動物です。海の中で暮らす彼らは、私たちは食べることでも身近な存在であると言えるでしょう。

体長は約60センチメートルで、腕は頭(胴体)の3倍長さがあり、しなやかで伸縮性があります。

擬態能力があり、周りの色に自分の身体を変化させることができるという大きな特徴ももっています。主に、岩や海底、海藻などに擬態します。

 

また、吸盤を持っているので獲物を吸盤で抑え込み、唾液を注入してそのまま食べます。

毒性のある唾液は、獲物を痺れさせ動けなくさせる力があります。

ヒトに対しても効果があり、痛みがしばらく続くそうですので、気を付けましょう。

「マダコ」の飼育は可能?不可能?

飼育は可能です。ただ、ごく普通の金魚などを育てるのとは訳が違うので、難易度が高いという点は頭に入れておきましょう。

また、難しいだけではなくお金もかかるという点も忘れちゃいけません。初期投資費だけではなく維持費もかかります。

「マダコ」の飼育方法

さて、それではマダコを飼育する方法などをご紹介いたします。

【必要なもの】

□水槽:大きくて広めのもの(サイズ:60~90くらい)。タコは脱走しやすいので、脱走しないような環境づくりができるくらいの広さが必要でしょう。

□上部、外部フィルター:水槽を買うと大抵ついてくるのが上部フィルターですが、海水魚を育てる時には外部フィルターも必要不可欠です。濾過能力が高い必要があるからです。外部フィルターまで揃えると値が張りますが、長く楽しむ為には必要経費だと思います。

□プロテインスキマー:水質浄化をするもので、水質維持をするために必要なものです。

□クーラー:温度変化に弱いので買っておいて損はありません。

□人工海水:近所に海がある場合は必要ありませんが、海が無い場合にストックをしておくといいでしょう。

□その他:タコつぼやタコが暮らしている環境により近い状態にする為のものを用意しておくとGOOD。

【タコはいくら?】

生体価格:1,300~3,000円

基本的にお店で買うのではなく、採取して飼っている人が多いようです。

【エサ】

タコのエサは、活アサリ・魚の切り身です。

魚屋さんで売られているようなもので大丈夫ですが、新鮮なほうが良いかと思われます。食いしん坊なので、エサ代もかかります。

「マダコ」を飼育しているとこんないいことが…?

マダコは、賢い生き物です。

なので、飼育していると面白い動きなど見せてくれるそうです。

 

飼育しているうちに仲良くなれるかもしれませんね!

育てていく上で大切なことは、やはり環境をマダコが暮らしている本拠地と同じ環境に整えてあげることです。

細かいところまで配慮してあげるとちゃんと長く育ててあげられるので、頑張ってみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

マダコを育ててみようという発想には中々至らないと思いますが、育ててみたいな~と興味を持ってもらえたら幸いです!

(ライター:Teyo)