タカラダニという赤色のダニを知っていますか?

日本全土に生息していて、ここ20年ほどで一般的に知られるようになってきた直径1mmほどの赤い虫です。

人間にとってもちょっと厄介なタカラダニ。天敵はいるのでしょうか?

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タカラダニの生態

タカラダニの生態は実のところは、まだよくわかっていません。

ただ、同じダニでも、山に生息するヤマダニとは全く違うということは確か。

 

なんせ都市のコンクリートに大量発生するのですから・・・・。

生息場所は北海道から沖縄までのコンクリートの表面や土の上。

 

コンクリートや土の上って・・・・つまりどこにでもいるということ。

雑食で花粉や小さな昆虫を餌として暮らしている彼らが何でコンクリートで覆われた都会のど真ん中に発生するのでしょう。

 

実は都会のコンクリートにはうっすらと苔が生えていている部分も多く、そこが彼らにとってちょうど住み心地の良い場所になってというのです。

3月に幼虫が目撃され、成虫の苦情が殺到するのが4月の下旬~6月頃。7月頃になるとタカラダニの姿は見えなくなります。

 

苦情が殺到する時期は、ちょうど産卵の時期。タカラダニは単為生殖で増えるので、うじゃうじゃといるのは全部メス。

コンクリートの一角が大量のメスが集って産卵する、いわば産院と化しているというわけです。

タカラダニは人間に悪さするの?

タカラダニは直接人に悪さをしないので、気にならない方はそのまま放っておいても大丈夫。

でも・・・例えば洗濯ものに付着したり何かの拍子で皮膚に付いてしまった場合は、決して、潰してはダメ!!

 

潰してしまうと、ダニの赤い体液が出てきてしまいます。この体液は、皮膚に付くと湿疹やかゆみの原因にもなりますし、衣服に色がついてしまいます。

アレルギー体質の方などは特に注意が必要です。

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タカラダニが発生しやすい場所

タカラダニは壁や床などの狭い隙間やコンクリートを好みます。

コンクリートの凸凹にはエサとなる有機物が付着しやすかったり、苔が付着していることも多いからです。

 

一軒家でいえば、基礎と壁の隙間や玄関扉の隙間。もちろん庭やブロック塀なども危険です。

マンションでいえば、ベランダのコンクリート。

 

布団や洗濯ものを干して取り込む時に、衣類や布団についたタカラダニを知らないうちに一緒に家の中に持ち込んでしまうこともあるかもしれません。

そんな時には押し入れやタンスの中も注意が必要です!!

タカラダニの天敵

生態に関してわかっていないことの多いタカラダニですから、天敵の存在も定かではありません。

しかし、蜘蛛は彼らの習性上、動いているものをほとんど捕食するので、タカラダニもその捕食対象になるのではないかと考えられています。

とはいえ、蜘蛛には幼虫が寄生するタカラダニの種類もいて、その辺りのことも含め、正確なことはわかっていないというのが実情です。

タカラダニの予防

タカラダニを予防するには、まずは卵の段階で発見し、駆除してしまうこと!

タカラダニは一度に1~20程度の卵を産みます。

 

タカラダニが発生したことのある場所に、白くて1㎜以下の粒粒が固まっていたら、それはタカラダニの卵かもしれません。その時は速やかに根こそぎとってしまいましょう。

高圧洗浄機などで洗い流してしまうのも手です。

 

一度、卵を見つけた場所はタカラダニが産卵しやすい場所ということですから、そこは要注意!

毎年同じように産卵する可能性があります。

 

まずはその場所の環境を変えてしまうことが大切。

隙間だったら、隙間を埋めてしまう。苔が生えていたら、苔を取り除く、などを徹底すれば、タカラダニの発生を防ぐことが出来ます。

タカラダニの生態と天敵に関するまとめ

タカラダニとは日本全土に生息していて、ここ20年ほどで一般的に知られるようになってきた直径1mmほどの赤い虫。

生態に関してわかっていないことの多く、天敵の存在も定かではない。

(ライター ナオ)

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