ペットとしても人気のある「ヘルマンリクガメ」。

カメは寿命が長いので、飼育する際には最後まで飼えるかどうかをしっかりと確認しておかなければなりませんね。

そこで今回は、ヘルマンリクガメの生態や寿命などについてまとめていこうと思います。

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ヘルマンリクガメの生態・寿命

ヘルマンリクガメはヨーロッパを中心に分布しているリクガメで、生息場所によって3種類に分けられています。

そのうち日本国内で良く流通しているのは「ヒガシヘルマンリクガメ」と「ニシヘルマンリクガメ」。

この両者の違いはまた後程詳しく見ていきたいと思います。

大きさは最大甲長35㎝で甲羅はドーム状。

 

リクガメというとかなり大きいイメージが強いですが、ヘルマンリクガメは日本で良く飼育されている「ミドリガメ」などよりも少し大きいかなという程度。

その手頃なサイズ感や、体が丈夫で飼いやすいことから、ペットとしての人気が高まってきているのです。

 

野生下では標高1500m以上の乾燥した常緑広葉樹林、またはその周辺の草原や農耕地などにも生息しています。

植物性の強い雑食で、主に草や木の葉、果物、昆虫などを餌とします。

 

しかし現地では農作物を荒らしてしまうこともあり、害獣として駆除の対象になることも。

野生のリクガメが生息していない日本では、「カメが畑を荒らす」というのが何だか想像できませんね。

 

カメの繁殖について、「卵の温度により性別が決定する」という面白いものがあります。

普通、性別は受精をした時点で決まるものですよね。

 

しかしヘルマンリクガメを含む多くのカメは性染色体を持っておらず、卵が産まれた時点では性別が決まっていないのです。

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ヘルマンリクガメ(現在分かっているのはヒガシヘルマン)の場合、温度が25~30度の場合はオス、33~34度の場合はメス、その中間である31~32度の間ではオスもメスも生まれるそうです。

 

何とも不思議ですね。

繁殖をさせることがあったなら、温度の事も気にしてみてください。

ヘルマンリクガメの寿命は、約30~50年。

 

やはりカメなだけあって、かなりの長生きです。

環境が良ければもっと長生きする可能性もありますので、最後まで責任を持って飼育できるのか、よく考えましょう。

ヒガシヘルマンとニシヘルマンの違い

さて、ここからはヒガシヘルマンとニシヘルマンの違いについて見ていきましょう。

どちらを飼おうか迷っている、という人は、参考にしてみてください。

大きさ

ヒガシヘルマンはヘルマンリクガメの中では最も大きく、前述したように最大で甲長35㎝になります。

一方ニシヘルマンは最大でも甲長19㎝と、大きさはかなり違いますね。

冬眠

ニシヘルマンは基本的に暖かい地域に生息しているので、冬眠はしません。

そのため寒さには弱い傾向があるので、冬場は気を付けましょう。

逆にヒガシヘルマンは寒さに強く、野生でも冬になると冬眠をします。

(リクガメは通常暖かい地域に住んでいるので、冬眠をする種はとても珍しいです。)

価格

ヒガシヘルマンは1~2万円程、ニシヘルマンはその倍以上の価格です。

なぜニシヘルマンが高いのかというと、彼らが生息している国で厳重に保護されており、流通量がとても少ないためです。

 

このように、同じヘルマンリクガメと言ってもそれぞれに違いがあります。

飼育する際には適当に選んでしまわず、よく吟味しましょう。

ヘルマンリクガメについてのまとめ

ヘルマンリクガメは、とても丈夫で飼いやすく、素人でも手が出しやすいリクガメだと言われています。

ただし、寿命は長いので「お試しで飼ってみよう」などという軽い気持ちで飼育を始めてはいけません。

きちんと最期まで面倒を見る覚悟を持って、飼育を始めましょう。

(ライター もんぷち)

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