ニワトリといえば、現代の日本では食肉用の鶏肉の事ですね。

お肉になる前のニワトリはどのくらい寿命があるのでしょうか。

ニワトリの生態

今のニワトリの祖先は、東南アジアに生息する野生の鶏であるといわれています。

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セキショクヤケイ、ハイイロヤケイ、セイロンヤケイ、アオエリヤケイなどの種類がいます。

キジ目キジ科で全長は約40~80cm、体重は1,5kg程だそうです。

体色は明るい茶や赤、尾は長く濃いめの青で、華やかな色彩の羽毛の鳥です。

 

食性は雑食です。

樹の上で休むので、その時には飛びます。

今のニワトリも、少しだけなら飛ぶことができます。

 

これらのヤケイが、いつごろ食肉及び鶏卵の為に飼育され始めたかは、はっきりしません。

世界で最初にニワトリが家禽とされたのは、やはり東南アジアではないかといわれます。

シルクロードを通じて、ギリシアやローマにニワトリが伝播し、北アフリカなどにも広がったのではないかと考えられます。

ニワトリの寿命

7~10年程だそうです。

観賞用として飼育するなら、15年ほど生きる事もあるようですね。

 

日本には天然記念物に指定されている、鑑賞用のニワトリもいます。

日本鶏という固有種だそうです。

 

土佐のオナガドリなどが有名です。

まだニワトリを鑑賞用として育てる文化があるのかも知れませんね。

食肉としてのニワトリの歴史など

ニワトリの歴史は、そのまま肉食の歴史でもあります。

日本にニワトリが入ってきたのは、弥生時代くらいであり朝鮮半島を経由してきたのではないかと考えられています。

 

当初は時を告げる鳥として、鑑賞用として、又は闘鶏として飼育されていたようです。

鶏晨(けいしん)という言葉は、ニワトリが夜明けを告げるという意味だそうです。

 

日本には古来からイノシシやシカなどの獣肉を食べる文化がありました。

仏教の普及などにより獣、特に四つ足の獣を殺して食べる事はおおっぴらにできなくなったようです。

鳥の肉は扱いが少し違っていて、キジなどは食用とされていたようでもあります。

 

江戸時代には薬と称し、さまざまな動物の肉が食べられていたようです。

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しかし、鳥の肉といえばニワトリではなく軍鶏(シャモ)だった可能性があります。

 

当時でもニワトリというものは時を告げる特別な鳥として、食べる事には抵抗があったようです。

鳥の肉というと、ニワトリよりカモだったようでもあります。

 

鶏卵についてはそこまで厳しい事もなく江戸末期の1795年に出た『万宝料理秘密箱』という料理本の中には「卵百珍」というものもあります。

卵を食べる為にニワトリが飼育され始めたのは、江戸時代頃だそうです。

そのあたりから、徐々に日本でもニワトリが家禽となり始めたのかも知れません。

獣肉食が公的に解禁されたのは、明治以降だといわれています。

代表的なものは、牛鍋というものですね。

 

現代では鶏肉は価格が抑えめです。

昭和30年~40年代に入ってからブロイラーの普及が進み、価格が下がったそうです。

木鶏

木鶏(もっけい)とは、木でできたニワトリが闘争心を持たず無心であるように、最強の闘鶏は強さを外には出さないものである、というような意味だそうです。

つまり無心であるものは動じる事もなく故に敵もいない為、困難に立ち向かうには無心である事が最強であるというような意味で使われます。

もとは荘子の言葉だそうです。

 

漫画『コジコジ』1巻の中に、嵐が来る話があります。

魔界の大王というものが来るという設定なのですが、大王がどんなに猛威を振るってもコジコジは遊んでしまい、とうとうまんじゅうを食べ始めます。

 

そこで大王は気付くのです。まんじゅうを食ってるだけの奴と、どう戦えばいいのだ、と。

結局大王は早めに帰ってしまい、事なきを得るのですが、木鶏というとコジコジのこの話を思い出してしまいます。

コジコジが無心かどうかは不明ですが、たぶん常に無心だと思います。

ニワトリについて

ニワトリは、バラエティに富んだ種が存在する鳥です。

ベトナムのドンタオ鶏はとてもニワトリには見えません。

 

脚だけ見るとまるで恐竜です。

アメリカのブラーマ種というニワトリも強烈です。

 

とにかく毛だらけで、最高で8kgにもなるとか。

ここまで色々な種類がいる背景には、人間が鳥の肉を食用としてきた歴史があるのでしょうね。

参考『COJI-COJI』さくらももこ著/幻冬舎コミックス

『梅安料理ごよみ』池波正太郎 佐藤隆介・筒井ガンコ堂編/講談社文庫

(ライター:おもち)–

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