ミドリガメの名前で親しまれているミシシッピアカガメ。

問題も多い、このカメたちの寿命は一体どれくらいかご存じだろうか?

ミシシッピアカミミガメの特徴と生態

ミシシッピアカミミガメは爬虫類鋼カメ目ヌマガメ科に分類されるカメです。

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アメリカ合衆国南部からメキシコ北東部の国境地帯に生息し、14亜種が分布しています。

体長は28㎝程度で中型の亀です。メスの方が大型になるのが特徴で、体重は1,400g前後にもなります。

ドーム型の甲羅をしていて、甲羅の縁には鋸歯のようなギザギザがあります。

 

頭部の両側に橙赤色の斑紋が目立ち、オスの斑紋は時に黒っぽくなります。

底質が柔らかく、水生植物が繁茂する水域を好み、日光浴によりビタミンの補給を行うために、陸場の多い緩やかな流れを好みます。

 

塩分への抵抗力も高い為、汽水域にも進出することもあるようです。

孵化するためには積算温度が一定値を超える必要があり、北海道やイギリスなどでは産卵はできてもその卵は孵化できないと言われています。

繁殖期は春と秋の2回見られ、産卵は4~7月にかけて行われます。

 

オスは伸びた爪をメスの前で振るわせることによって求愛を示します。

メスは地面に巣穴を掘り、1回の出産で2~25個の卵を産みます。

卵の大きさは20~40㎜程度で、孵化までかかる日数は65~75日ほど。

ミシシッピアカガメと日本人のかかわり

日本では1950年代頃からペットとして輸入されるようになり、ペットが脱走し、野生化したものは1960年代頃から確認されるようになりました。

カメ類だけでなく、ペットとして流通している爬虫類の中では最も輸入量が多く、流通しており、年間数十万~百万個体近くが輸入されていると言われています。

 

都市近郊の水辺では高密度でミシシッピアカガメが確認されていて、在来の淡水性カメ類と比べると、産卵数が多く、水質汚濁への抵抗も高い為、異常な速さで繁殖していると考えられています。

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在来のカメ類とは科が違うため、交雑の恐れはないが、人へのサルモネラ菌の感染例があり、注意が呼びかけられています。

農業の被害としては、観賞用のハスの葉やジュンサイ、ヒシなどの食害が報告されています。

ミシシッピアカガメが特定外来生物に指定!?

先述したように、ミシシッピアカガメの繁殖力はものすごいものがあり、日本に古来から生息していたイシガメは棲み家やエサを奪われて2012年には準絶滅危惧種に指定されるようになってしまいました。

 

こうしたことから、環境省は2020年を予定として、ミシシッピアカガメを特定外来生物に指定することを発表しました。

特定外来生物に指定されると、輸入は禁止され、国内での販売や繁殖も禁止され、新たにミシシッピアカガメを飼育することは不可能になります。

既に飼育している人も、6か月以内に申請を出した場合に限り、許可を受けた個体に限って飼育できるということになります。

ミシシッピアカガメの寿命

ミシシッピアカガメの寿命は25~40年程と言われています。

繁殖力が高いうえに結構な長寿ですから、それは日本国内でも増えるわけです。

 

飼育すれば、長いお付き合いになり、愛着が沸いてくるのも納得がいきますが、実際、上手に飼育すると

30㎝を超える大きなカメに成長してしまい、自宅では飼育できなくなり、野外に放すということが起こり、今の状態があるようです。

飼育する前にはしっかりとその生態を把握し、上手な飼い方をしたいものですね。

ミシシッピアカガメの生態と寿命に関するまとめ

ミシシッピアカミミガメは爬虫類鋼カメ目ヌマガメ科に分類される。

アメリカ合衆国南部からメキシコ北東部の国境地帯に生息し、14亜種が分布。

 

塩分への抵抗力も高い為、汽水域にも進出することもある。

ミシシッピアカガメの寿命は25~40年程度。

(ライター ナオ)

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