「イカの足は何本ですか?」っと聞かれてあなたは何本と答えますか?

イカの足は10本!と答えたあなた・・・実は間違っていますよ。

本当は、イカの足は10本ではないのです!

ここではイカの足の本当の数やイカの生態など、詳しく調べていきたいと思います。

イカの生態

「イカ(烏賊)」は海生軟体動物です。

世界中の色々な海に生息しています。

イカは世界中で約130種類確認されています。

イカは筋肉や神経がよく発達していて、自由自在に泳ぐことが出来ます。

 

そしてイカは5メートルぐらい飛ぶこともできるそうですよ。

基本的に夜行性なので、夜に行動します。

 

イカの体長は種類によって様々で2~20センチ程あります。

イカの頭は三角の部分ではありません。

三角の部分はイカの胴体です。

 

では頭はと言うと、イカの足の付け根のところが頭なのです。

ですのでイカは頭から足が生えていることになります。

上から胴体、頭、足という造りです。

 

イカには通常の心臓のほかに2つのエラのところにそれぞれ心臓を持っています。

イカは心臓を3つ持っているのですよ。

 

イカの血はゾンビのような悪魔のような青い色をしています。

イカの血にはヘモシアニンを含んでいるからだそうですよ。

イカは体に墨の入った袋を持っていて、敵が現れた場合、墨を吐き出して敵の目をくらませます。

イカの足の数は何本?

イカの足の数はなんと・・・8本です!

イカの足は10本と言われていますが、よぉーくイカを見てみてください。

 

イカの足に長い足が2本ありませんか?

この2本の足は実は触腕と呼ばれているもので、簡単に言うとイカの”手”だったのです!

 

イカの足を数えると10本あるように見えるので、一般的にイカの足は10本と言われていますが、実は「イカの足は8本で、手が2本」。

これが本当の数です。

イカの足について

イカの8本の足は触腕のような動きをするので、足なのか手なのか間違えられやすいのです。

イカの8本の足の内側には吸盤が付いています。

 

イカの8本の足のうち1本は生殖器です。

この生殖器の足の先に精子を付けてメスと交尾をします。

 

交尾をした後はこの足を切除してしまいます。

役目を終えたら用無しってことでしょうか・・・この切除した足のところには、そのうち新しい足が生えてくるのですけど。

 

イカの2本の触腕と呼ばれる手は獲物を捕るために使われています。

触腕の先のほうには吸盤がたくさん付いていて、触腕を伸縮させながら獲物を捕ります。

 

触腕は伸縮することができるので、イカの種類によっては触腕を隠していたり、足と同じ長さに縮めていたりするそうです。

イカの触腕は必ずしもなくてはならないものではないようで、あってもなくても支障はないそうです。

 

イカの足も触腕も味は同じです。

から揚げは最高においしいですが、正確に言うと、イカの下足のから揚げはイカの手が混じっていることになりますね。

イカは面白い

イカは色々な使われ方をしているのを知っていましたか?

イカの骨は漢方薬に使われています。

 

止血剤として効果があり、昔は鼻血や生理の時などに使われていたそうですよ。

イカの墨はインクや絵の具に使われているセピア色です。

 

液晶ディスプレイはもともとイカの内臓から作られていたそうです。

イカってすごいじゃないですか!!

 

そしてイカは数え方も面白いですよね。

生きているイカは1匹2匹で数えますが、水揚げされると1杯2杯で、干してあるイカは1枚2枚です。

イカの足は8本だった!

イカの足は10本でタコの足は8本というのは間違いで、実はイカもタコも足は8本です!

イカはとても面白い生き物です。

調べれば調べるほど面白くて、謎の多い生き物です。

(ライター 雲呑)