ナイリクタイパンは陸上で最強の毒を持つと言われるヘビ。

そんな恐ろしいヘビの毒の強さって一体どんだけなの!!???

ナイリクタイパンの生態

ナイリクタイパンは英語ではインランドタイパンと呼ばれ、オーストラリア内陸部の乾燥地帯やニューギニアに生息しています。

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1800年代にはじめて発見されてから、1972年以に再発見されるまで、詳細は何もわかっていなかったヘビで、現在年々生息数が減っており、オーストラリア政府は希少動物として保護しています。

 

体長は1.8~2.5m、大きいものでは4mに達するものもいて、ブラックマンバに次いで大きいヘビとも言われています。

体色は茶褐色ですが、個体によっては黒い斑紋の入るものもいます。

 

季節によって、夏にはオリーブ色に変化します。これは、冬に濃い色にして体温を速く上げ、逆に夏には色を薄くして熱を発散させやすくしているのだそう。

他の動物が作った巣穴で、放棄されたような穴に生息し、あまり暑い時間帯には岩の割れ目や巣穴から出てこず、朝や夕方の比較的涼しい時間帯に行動する昼行性です。

 

エサは齧歯類や小・中型の哺乳類や鳥類で、発達した臭覚で獲物を見つけることによって毒牙で狩りをします。毒牙の長さは3.5~6.2㎜と強力!!

そうは言っても、天敵もいて、キングブラウンスネークや大型のトカゲ類などは彼らを捕食するのだそうです。

 

メスは一度の出産で10~24個の卵を巣穴の中で産みます。

卵は70日くらいで孵化し、子蛇の大きさは40~47㎜程度です。

ナイリクタイパンの毒性

ナイリクタイパンの毒は地球上で最も強力な毒蛇、ベルチャーウミヘビに次いで2番目に毒性が強いと言われています。

特に、オーストラリアに生息するものは毒性が強く、現地ではフィアスネーク(=恐るべき蛇)と言われているのだとか。

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1噛みでマウス12万5000匹ほどを殺すことができ、人間の成人男性なら100人はイチコロ。

45分以内に血清を打たなければ、確実に死に至ると言われています。

 

毒は神経毒が主ですが、溶結読モ持ち合わせていて、症状は頭痛、嘔吐、腹痛、麻痺など。

インドコブラと比べるとその毒性は50倍、ニホンマムシに至っては800倍ほど。

毒の強さもさることながら、一度に出す毒の量も110㎎というのだから‥‥かなうはずがありません。

ナイリクタイパンの被害

これほど強い毒を持っていながら、実は死者が出ていないというのも、このナイリクタイパンの特徴的な事実です。

実は、ナイリクタイパン、極度の臆病もの。

 

人間の足音を聞いただけで、すぐに隠れてしまうので、ほとんど人前に姿を現すことは無いのだとか。

そのために、普通に暮らしていれば、人間が噛まれるということもないのだそう。

ただし、追いつめられると反撃はしてくるので、見つけた時にはむやみに刺激せず、退散するのが賢明です。

ナイリクタイパンの飼育

ナイリクタイパンは飼育することも出来るのだそう。

実際に動物園などで飼育した例では20年以上も長生きしたという話もあるほどです。

平均的には、ナイリクタイパンの寿命は飼育下で10~15年ほどだと言われています。

ナイリクタイパンのまとめ

ナイリクタイパンはオーストラリア内陸部の乾燥地帯、ニューギニアに生息している。

体長も大きく、毒性は陸上の蛇では最も最強と言われている。

 

人間の成人男性をひと噛みで100人、マウスなら12万5000匹を殺してしまうほどの毒性。

血清を打たなければ1時間以内で死に至る。

 

毒性は強いが、臆病な一面がある為、人間の足音でも逃げてしまう。

そのため、今までナイリクタイパンの毒で死者は出ていない。

あまり暑い時間帯には活動せず、朝や夕方の比較的涼しい時間帯に行動する。

飼育下では10~20年ほどの寿命。

(ライター ナオ)

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