世界中には数多くの毒ヘビが生息しています。

そんな中から今回紹介するのは、「タイガースネーク」というヘビ。

名前からして強そうな雰囲気がプンプンしてきますね。

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一体どんなヘビなのか、毒の強さはどのくらいなのか…

そんな疑問についてまとめていきたいと思います。

タイガースネークってどんなヘビ?

タイガースネークはオーストラリアの固有種です。

とりあえず、日本には生息していないので一安心…。

全長は1m~1.8mほど、大きいものでは2mを超す個体もいるそうです。

 

体全体に灰褐色と淡黄色の帯模様があり、その様子が虎に似ていることから「タイガースネーク」と名付けられました。

ただし、タスマニア島に生息している個体は、本土のタイガースネークとは模様が異なり、以前は別の種のヘビだと思われていたんだとか。

 

基本的には昼行性ですが、暑い夏の夜にも活動をすることがあります。

エサはカエルやトカゲ、またネズミなどの小型哺乳類を捕食。

 

エサとなるネズミが多い民家周辺などにも出没することもよくあり、オーストラリアでは身近な毒ヘビとして警戒されています。

いかに強い毒を持っているヘビでも、出会わなければ恐れることはありませんが、タイガースネークは人間の生活圏に生息しているので恐ろしいですね。

 

しかし攻撃性はあまりなく、普段は倒木の中などに潜んでおり、積極的に人間を攻撃することはありません。

ですが、身の危険を感じると攻撃をしてくるので、見かけてもうかつに近づかないようにしましょう。

国内では出会うことはありませんが、オーストラリア旅行に行った際には十分に気を付けてくださいね。

タイガースネークの毒

タイガースネークはコブラ科のヘビなだけあって、その毒性の強さも折り紙付き。

タイガースネークの毒が恐ろしいポイントはいくつかありますが、まずは何と言ってもその毒性の強さが挙げられます。

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どのくらい強いのかというと、「陸棲の毒ヘビランキング第2位」「陸上最強」「オーストラリアで最も危険なヘビ」と称されるほどの強さ。

噛まれた場合の致死率は約40%、もし噛まれてしまったら高い確率で死を覚悟しなければなりません。

 

出血毒と神経毒の両方が含まれているため、患部の激しい痛み、全身の麻痺、呼吸困難などを引き起こします。

普通は出血毒か神経毒かどちらかなのに、両方持っているなんて相手を確実に殺す気満々ですね…。

 

人間に対する致死量は0.6㎎と極少量、それに加えてタイガースネークは一噛みで26㎎もの毒を注入することができるのです。

一噛みで致死量の約40倍とは…完全なるオーバーキルですね。

 

しかもタイガースネークの牙は長く鋭く、ゴム長靴くらいなら簡単に貫通してしまうんだとか…。

また、即効性があるのもタイガースネークの毒の怖いところ。

 

噛まれてから数分で症状が出て、その後2~3時間で死に至るとされているので、噛まれた場合にはどれだけ早く治療が受けられるかというのが生死を分けるカギになります。

様々な毒蛇が生息しているオーストラリアの中でも、最も被害を出しているヘビだとも言われています。

 

もしも噛まれてしまった場合、包帯などで縛り、体全体へ毒が回るのを防いでください。

ただし、きつく縛りすぎると血流が止まって患部が壊死してしまうこともあるので、指が2本分入るくらいのキツさが理想的です。

そしてできる限り動かないようにしましょう。

 

動くと血流が速くなり、体に毒が回りやすくなってしまいます。

また、「口で毒を吸い出す」のは絶対にやってはいけません。

 

仮に毒を飲み込んでしまったとしてもたんぱく質なので症状が出るわけではありませんが、もしも口の中に小さな傷でもあればそこから毒が入ってしまいます。

結果、毒の回りが早くなったり、他の人が吸い出した場合はその人の命の危険もあります。

タイガースネークについてのまとめ

オーストラリアは自然が豊かでとても魅力的な国ですが、その分危険もたくさんあります。

タイガースネークを初めとする様々な毒ヘビが生息している地でもあるので、観光旅行へ行く際には十分に気を付けましょう。

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