キッチンなど、私たちの身近なところに現れる虫「ショウジョウバエ」。

ブンブンと飛び回る姿はとてもうっとうしく、すぐに追っ払ってしまいたいですよね。

 

ただ、追い払っても追い払っても、次々に出てくることも…。

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そこで気になるのが、ショウジョウバエの寿命。

やつらは短期間で増殖しているのでしょうか?

ショウジョウバエの生態

ショウジョウバエとは、ショウジョウバエ科に属する昆虫の総称で、世界には約3000種、日本にも約270種が確認されています。

あまり気にしたことはなかったですが、そんなにたくさんの種類がいたんですね。

体長はどれも3mm前後と小さめ。

名前の由来は「猩々(ショウジョウ)」から。

 

猩々というのは酒飲みで顔の赤い妖怪の事で、ショウジョウバエはお酒に誘引されやすい性質があること、そして目が赤い種が多いことから、「猩々(ショウジョウ)バエ」と名付けられたのです。

 

日本では他にも、「小さいハエ=コバエ」や「酢にたかるハエ=スバエ」などとも呼ばれていますね。

なぜお酒やお酢に誘引されるのでしょうか?

 

それは、ショウジョウバエの主な食料が「酵母」だから。

自然界でも熟した果物や樹液は、酵母の力によってアルコール発酵が行われます。

 

その性質から、自然界にはないお酒やお酢などの人工の発酵物にも誘引されるのではないかと考えられているのです。

ハエと言えば、不潔で病原菌などを媒介する危険のある要注意な虫です。

 

しかしショウジョウバエに関しては、その心配はあまりしなくても大丈夫。

ショウジョウバエの多くは糞便や動物の死体などと言ったタイプの汚物に接触することはほぼないため、病原菌を媒介するということはありません。

ただ、生ごみなどには積極的に集まってくるので、決して清潔というわけではないですね…。

見かけたら駆除したほうがいいでしょう。

ショウジョウバエの寿命

ショウジョウバエの寿命は、実験室等で大切に育てた場合は60日程。

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自然下では環境条件が実験室ほど整ってはいないので、60日よりもずっと短くなるでしょう。

 

長くても約2か月と聞くととても短く感じてしまいますが、じつはショウジョウバエは成虫になり繁殖するまでがものすごく速いのです。

例えばよく実験などで使われるキイロショウジョウバエだと、卵が生まれてから10日ほどで成虫となり、成虫になったら翌日にはもう繁殖が可能。

 

しかも1日に30個、生涯で1000個以上も卵を産むことが可能なのです…。

そりゃあ駆除しても駆除しても湧いて出てくるはずですよね…。

ショウジョウバエ対策

ショウジョウバエ対策に欠かせないのは、まず侵入経路を塞ぐこと!

…と思われがちですが、前述したように大きさは3mm以下のものも多く、下手すると網戸のすき間からですら侵入してしまいます。

 

ですので、侵入経路を塞ぐことよりも「発生源を作らない」ことが優先。

生ごみの溜まった三角コーナー、排水口、ゴミ箱、放置している汚れた食器など…発生源となるのは、基本的に汚い場所です。

 

ゴミは溜めないように、そして掃除もしっかりとすることで、ショウジョウバエの発生を抑えることができます。

それでも、常温保存している果物などににおいに釣られて寄ってくるやつもいます。

そんな奴にはトラップをしかけて駆除してください。

 

市販のハエ取りでもいいですが、おすすめは「めんつゆトラップ」。

まずはペットボトルの底、紙コップなど、口が広くショウジョウバエが入りやすい容器を用意します。

 

そこへめんつゆと水を適量(1:5の割合)、台所用洗剤を数滴たらすだけでトラップは完成。

それをショウジョウバエが発生しやすい場所に仕掛けておくと、3日目ぐらいからショウジョウバエがかかって駆除することができますよ。

ただ、10日を過ぎると逆に卵を産み付けられる危険性があるので、10日を目安に処分しましょう。

ショウジョウバエについてのまとめ

やはり虫を寄せつけないための一番の方法は部屋を清潔に保つこと。

食べた後はすぐに食器を洗う、生ごみを溜めない、シンクを使ったら掃除をする、食べこぼしは拭く…

など、日頃から清潔を心掛けましょう。

(ライター もんぷち)

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