海の生物にはまだまだ未発見の種類も含めて非常に多くの生物が生きています。

それは人間が陸上の生物であることや、単純に陸地よりも海中のほうが空間的に広いということも関係しています。

 

サメはすでに人間との関りを持った生物の一種ですが、サメの中にも様々な種類がいて分類がされています。

スポンサーリンク

一般人にはマイナーで聞いたことのない種類もいることだと思います。

 

「ナヌカザメ」というサメも認知度の低い一種だと思われます。

このナヌカザメは実は変わった生態をしているのです。

そしてその名前を耳にすることはあまりないかもしれませんが、漁獲されることもあるサメなのです。

ナヌカザメの生態

ナヌカザメの身体的特徴は体が太いこと、口が大きいこと、全体的に体の表面が固いが腹部は柔らかく伸縮性を持っているなどといったことがあります。

大きさは大きいものだと1mをはるかに超えるため、人間の子供程度の大きさはあり、目の前にするとけっこうなデカさです。

 

底生性のサメなので基本的には海の底でじっとしています。

そしてナヌカザメの最大の特徴は体を膨らませることが出来ることです。

 

敵に襲われると水や空気を吸い込むことで胃を膨らませ、腹部の柔らかい部分を伸ばすことにより体全体を大きくすることが出来ているのです。

このことは敵に自分を大きく見せることで威嚇としての効果を得ることや、岩礁に潜んでいることが多いのでその場で膨らませることで体を固定する役割も持っています。

そのため体を引きずられることなく安全な場所で身を守ることに繋がるのです。

生息域について

太平洋の北西部沿岸にほとんど生息しています。

日本でも北から南の広い地域に生息しています。

 

そして黄海や台湾、さらにはニュージーランドにも分布すると言われています。

スポンサーリンク

すでに述べたように、発見される場所は水深100メートルや200メートルといった海の底であり、岩陰などにひっそりといることが多いです。

「ナヌカザメ」の由来

パッと見、少し読みづらいような変わった名前をしていますこの「ナヌカザメ」にはどういった由来があるのでしょうか。

これはナヌカザメの生命力の高さが関係をしているようで、七日間陸上でも生きられるほど強いということから名付けられたと考えられています。

実際には七日間放置すると恐らく死んでしまうと思いますが、こうして例えられるほどの強さを持っているということなのです。

ナヌカザメの食性について

ナヌカザメは比較的いろんな種類の生物を食べることが知られています。

このため食性は肉食で、ナヌカザメ同士で共食いをすることもあるようです。

 

捕食対象となる魚はサバやイワシ、エイなどで、イカやカニ、エビまでもナヌカザメの餌となり得ます。

これは小型のサメとしては珍しいことで、ナヌカザメの特性の一つなのです。

人間との関係

人間が暮らす領域とは基本的に被っておらず、漁などで沖のほうまで出なければ出会うことはなく、人間にとっても無害です。

漁業においては意図せず捕獲されることが多々ありますが、捕りすぎによる絶滅の危機などはなく、現在人間の行為による悪影響はないとされています。

 

水揚げされた場合ナヌカザメの主な活用は加工品としての利用です。

そのまま流通し、お店で並ぶことは稀なのです。加工品として使われるナヌカザメですが、体を膨らませる性質があるため、膨らんだ状態で料理をしようとすると体内から海水が出てくるそうです。

ナヌカザメは人間との関りが少なく害のないサメである

日本の近くにも生息しているものの認知度は非常に低いサメです。

食材としての利用もあまりないため需要は低く、漁の対象とされることも少ないです。

また海中で出会ったとしても襲われることはないため危険種としての周知もなく、マイナーなサメとされています。

ライター yuki_1

スポンサーリンク