イカもタコと同じく軟体動物頭足類。

しかし、タコとは違って中に薄っぺらい骨のようなもの(一般的にはフネと呼ばれる部分)がありますよね?

 

これは一体なんなのでしょうか。

スポンサーリンク

今回はそんなイカの骨に関してや、ちょっと面白い雑学などについてまとめてみました。

イカの骨って軟骨なの?

イカを捌くと出てくる骨のようなもの。

しかし、骨というには薄くて柔らかい…ということは、これは軟骨か?と思っている人は多いのではないでしょうか。

じつはこれ、「骨」ではなくて「貝殻」なんです。

…え?どこからどう見ても貝殻には見えないですけど…。

 

もう少し正確に言えば、「貝殻の名残」というところでしょうか。

大昔、タコやイカなどの頭足類は、オウムガイやアンモナイトのように貝殻を持っていたんです。

 

それが進化の過程で小さくなり、最終的には現在のような体内に薄く残るような形になったと言われています。

スルメイカなどはこの貝殻がかなり退化して非常に薄い膜状になっているので、「もとは貝殻だった」と言われてもピンときませんよね。

しかしコウイカなど比較的しっかりとしたフネの場合、貝殻の名残であるということが分かりやすいのではと思います。

豆知識&雑学

ここからはイカに関する豆知識や雑学を紹介していきたいと思います。

タコの墨とは狙いが違う

タコもイカも、身の危険を感じると墨を吐いて逃げますよね。

しかし、墨を吐く狙いはタコが敵の視界を遮ることなのに対し、イカは自分の偽物を作り出すためなのです。

広く噴出するのではなく紡錘形にまとめて墨を吐くことで、自分の体の形とそっくりなダミーを作り、敵がそちらに気を取られているうちに逃げるそうです。

最大のイカは20m以上

最も巨大とされる「ダイオウイカ」、そしてそれよりも大きい可能性があると言われる「ダイオウホウズキイカ」。

スポンサーリンク

彼らは最大で20mにもなる超大型のイカです。

 

普段は深海にいるので遭遇することはほとんどないとても珍しい種ですが、もしも海の中で出会ってしまったら死を覚悟してしまいそう…。

積極的に人を襲ったりすることはないようですが、身の危険を感じるとマッコウクジラ相手に戦うほどのパワーを持っているので、人間なんて簡単にやられてしまうかもしれませんね。

ちなみに、卵のサイズは1mm程度らしいです…。

海上を飛ぶことがある

海上を飛ぶ魚と言えばトビウオが思い浮かびますが、じつはイカの中にも海上を飛ぶものが。

今までは目撃情報はあるものの、実際に飛んでいるのかどうかは不確かな状態でした。

 

しかし近年の研究で、本当にイカが飛ぶことが証明されたのです。

通常、水中では「漏斗」と呼ばれる部分から水を噴出しながら移動しますが、その勢いで水面に飛び出すことも可能なんです。

飛び出した後も水を噴出しながら加速し、腕(足)とヒレを広げて揚力を発生させ、滑空するんだとか。

寿命が短い

イカの寿命は大体1年ほど。

思ったよりも短いですね。

 

巨大なダイオウイカなどはさぞ長生きしているんだろう…と思われがちですが、推測では2年から長くても6年ほどなんだそうです。

そんな数年であんなに巨大化するなんて、ビックリです。

成長スピードが半端じゃないですね。

イカについてのまとめ

スーパーなどではよく見かけるイカですが、水族館ではあまり見かけないですよね。

いても水槽一つに1~2匹とかその程度です。

それは、イカがとても繊細で神経質な生き物だからなんですよ。

 

狭い水槽でストレスが溜まったりガラスにぶつかったりすると、すぐに死んでしまうんです。

昔は人工飼育が不可能とまで言われていたんだとか。

最近では研究が進んで人工飼育も可能になりましたが、まだまだ飼育数が少ないところを見ると、繊細なことに変わりはないんだなという感じですね。

(ライター もんぷち)

スポンサーリンク