「アングレカム」というお花をご存知ですか?

近くのお花屋さんで見かけることがなかなかできないお花ですが、真っ白で品のある容姿がとても綺麗なんです。

香水にも使われるほど香りもいいんですよ。

 

そんなアングレカムの花言葉には見かけどおりの美しい意味があります。

ここではアングレカムについてご紹介していきます。

アングレカムの名前の由来と別名

「アングレカム(Angraecum)」という名前は、マレー語で着生植物を意味する「アングレク(angurek)」からきています。

アングレカムの花の形が星に似ているので「星型のラン(Comet orchid)」とも呼ばれます。

 

アングレカムの開花時期がクリスマスに近いことから「クリスマスのラン(Christmas orchid)」とも呼ばれています。

直径15センチの大きな花が咲くアングレカム・セスキペダレという種類のアングレカムは「ダーウィンのラン(Darwin’s orchid)」と呼ばれています。

イギリスの自然科学者であったチャールズ・ロバート・ダーウィンです。

 

アングレカム・セスキペダレは花の蜜までの距離が奥深いので、ダーウィンはこの蜜まで届く長い口を持った昆虫がいるのではないかと考えていました。

ダーウィンが死去したあとに「キサントパンスズメガ」という口がとても長い蛾が発見され、ダーウィンの予想は当たったのです。

蛾の発見までには40年かかりましたが、その逸話からダーウィンの名前の付いた別名で呼ばれるようになりました。

アングレカムの特徴

マダカスカルが原産のアングレカムはラン(蘭)の仲間で、200種類以上あるそうです。

アングレカム大きさは種類によって違います。

 

10センチ弱の小さなものから、1メートルを超す大きなものまであります。

アングレカムは岩などに根を張る着生種と地面に根を張る地生種に分かれます。

 

暑い気候が大好きなので、暑い季節になると根をたくさん張って、ぐんぐん成長します。

茎は短く、葉っぱは細くて肉厚で、左右交互に広がります。

 

枝分かれすることなく上にどんどん成長していきます。

葉と葉の間から星のような形をした花が咲きます。

花びらも肉厚です。

 

花の色はほとんどの種が白色で、まれに黄褐色のものもあります。

花の後ろに距という蜜の入った細長い器官を持っていて、その長さがとても長いです。

アングレカムはすごく良い香りがします。

 

甘くてすっきりとした香りだそうです。

夜になると特に良い香りを放つので、夜香るランとも呼ばれることも。

花は一度咲いたら1ヶ月以上咲くこともあるほど、花もちがとても良いです。

アングレカムの花言葉と誕生花

アングレカムの誕生花は11月22日です。

アングレカムの花言葉は「祈り」「いつまでもあなたと一緒」です。

 

アングレカムの雰囲気は静かで落ち着いています。

そして、星の型をしているお花が清楚なイメージであることが「祈り」の花言葉の由来だそうです。

 

アングレカムはプレゼントとして人気があるので「いつまでもあなたと一緒に」という花言葉もあります。

アングレカムの「祈り」の花言葉にちなんで「願い事が叶うように」と、気持ちを込めて相手に贈るのもいいですね。

 

大好きな人にプロポーズをする際にもアングレカムはオススメです。

好きな人や愛しい人に「いつまでもあなたと一緒に」という想いを込めて、花束にしてプレゼントしてもいいですね。

 

長年連れ添ったパートナーに贈るのも素敵ですね。

日本ではなかなか見かけることのできないお花ですが、洋ラン専門店などで取り扱いがあるそうです。

 

鉢植えでも販売されているようなので、鑑賞用にも向いています。

夜、ふわりとアングレカムの良い香りが漂ってくるお部屋なんて素敵です。

希少価値のあるお花ですので、大切に育てていきたいですね。

(ライター 雲呑)