近頃じわじわとブームが起きている爬虫類。

爬虫類カフェや爬虫類専門のペットショップなどもできるほど。

 

しかし、いきなり外国産の高い爬虫類は荷が重い!という人は、まず日本固有の野生種を飼育してみてはいかがですか?

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今回はその中で「ニホントカゲ」にスポットを当てて紹介していきたいと思います。

ニホントカゲの生態

ニホントカゲは北海道から九州にかけて、ほぼ全国に生息しているトカゲです。

全長は15cm~27cmほど。

日光浴をするため、草原や山地にある日当たりのいい斜面を好みます。

動物食で、主に昆虫類、ミミズ等を餌としていますが、果実なども食べることがあるそうです。

 

しばしばネコ、ヘビ、鳥などの天敵に襲われることもあり、そういった場合にはしっぽを切り離して囮にし、動き回るしっぽが相手の注意をひいているうちに逃げ出します。

しばらくするとしっぽは再生しますが、完璧に元通りになるわけではありません。

 

元々あったような骨はなく軟骨のみ、見た目にも短くなっていたり色が異なっていたりもします。

しかし命がかかっているとはいえ、あんなに大胆にしっぽを切り離して、痛みなどは感じないのでしょうか…。

たとえ再生するとしても、体の一部を切って逃げるなんて私にはとても真似できません。

ニホントカゲの飼い方

ニホントカゲの飼育は少々難しいと言われていますが、元々その辺に暮らしているトカゲなので、コツさえつかめばそう難しいこともありません。

特に難しいと言われるのは幼体の飼育ですので、成体からの飼育であれば難易度は少し下がります。

 

飼育スタイルは「屋内飼育」と「屋外飼育」の二つ。

これは冬眠させるかさせないかの違いで、冬眠させるなら屋外、冬眠させないなら屋内で飼育を行います。

どうやって手に入れる?

ニホントカゲはペットショップなどではあまり扱われていません。

まれに販売されていることもありますが、価格は1500円程。

 

手っ取り早く入手したい場合は、やはり自分の手で捕まえるのが一番でしょう。

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ニホントカゲの野生の個体は減少傾向にあるので少々見つけるのが難しいかもしれませんが…。

捕獲時期はニホントカゲが冬眠から覚める4月から9月。

 

昼行性で特に午前中の間は日光浴をしていることが多いので、10時~昼過ぎくらいにかけての時間帯が狙い目です。

素手で捕獲するのもいいのですが、ニホントカゲは日本に生息するトカゲの中でも特にすばしっこく、なかなか捕まえられません。

ですので、バケツを使った「落とし穴トラップ」や「トカゲ釣り」などの方法がおすすめです。

必要なもの

最低限必要なものは、ケージ、床材、水入れ、シェルター。

ケージは蓋つきのプラケースがおすすめです。

 

軽いので、日光浴をさせるために移動させたりするのも楽ですよ。

床材は捕まえた場所の土や落ち葉、購入する場合は腐葉土などを使用しましょう。

 

冬眠をさせる場合には、潜れるように5cm以上の深さを確保する必要があります。

隠れられるように、石や植木鉢でシェルターを作ってあげましょう。

市販の専用シェルターでもかまいません。

 

餌入れはピンセットで給仕する場合は必要ありませんが、ニホントカゲはよく水を飲むので、水入れは必須。

その他、もしも冬眠させない場合にはヒーターが必要です。

また、なかなか日光浴をさせられないという人は、紫外線ライトなどを使用していつでも日光浴が出来るようにしてあげましょう。

餌は?

ニホントカゲは生き餌しか食べません。

 

自分で採集する場合は、コオロギ、バッタ、ワラジムシ、ダンゴムシなど、口に入るサイズであれば基本的に何でも食べます。

自分で採集するのが面倒だなという場合には、ペットショップなどで販売されているコオロギやミルワームなどを与えましょう。

寿命は?

ニホントカゲの寿命は約5~6年。

決して短い時間ではないので、飼育を始めるならば最後まで面倒を見る覚悟をしておきましょう。

ニホントカゲについてのまとめ

見た目はきれいで可愛らしいニホントカゲですが、あまり人に懐くということはないようです。

下手に触るとしっぽを切ってしまうので、触る時には細心の注意が必要ですね。

(ライター もんぷち)

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