Shark attack。

人々を震え上げさせる言葉ですね。

Great white、またはman‐eaterの呼称をもつ、ホオジロザメが日本の近海にいるというのは本当でしょうか?

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ホオジロザメの生態

ホオジロザメは大型の部類に属するサメです。

軟骨魚類の一種でネズミザメ科、ホオジロザメ属はホオジロザメ一種のみ。

サメの種類は多く、深海に棲むものも多いため新種が見つかる事もあるらしいですね。

ホオジロザメは比較的浅瀬にいるサメなので、視覚は他のサメたちより発達していると考えられています。

体色はブルーがかった灰色で、腹部は白い。

 

捕食の為口を大きく開けて山形の大きな歯を見せる姿は某映画などで有名です。

歯は5cmほどで、細かくギザギザがついています。

 

アフリカ沿岸やカリフォルニア沖など主に亜熱帯から温帯の海域に生息しているとみられますが、長距離を回遊しています。

ハワイ付近からカリフォルニア沖までなど、その距離実に約3,000km以上。これではかなりお腹が空くと思われます。

 

餌を見つけた時などに出るトップスピードは最速時速30km以上。ホオジロザメは、嗅覚を頼りに回遊していると考えられています。

天敵はあまりいませんが、いるとすればホオジロザメより大きい動物食のサメです。

 

最近はシャチの群れに襲われたのではないかと考えられる事例もあるようです。

呼吸はエラ呼吸です。

 

卵胎性という風変わりな繁殖をおこなっており、体内受精であると考えられています。

メスのホオジロザメは性成熟に10年以上かかり、胎児はサメの腹の中で卵からかえり成長してから小さいホオジロザメの姿で産まれます。

出産は多くはありません。個体数は少ないと考えられています。ワシントン条約によると絶滅危惧種。

ホオジロザメの生息海域

比較的温暖な海域を好むが、全海域と考えられる。

ホオジロザメは、体温を海水温より高く保ちほぼ全海域を回遊できるように、奇網という特殊な装置を持っています。

 

その為、普段は温暖な海域にいても餌がありそうなら冷たい海にも積極的に泳いでいきます。

ホオジロザメは長い距離を泳ぐので、主なエネルギー源は効率の良い脂肪です。

脂肪分が多い海獣類を好んで食べるのはその為だとも考えらえています。

ホオジロザメの大きさ

尾ヒレを入れて、平均4,6m程。オスは3,5m、メスは4,5m。

大きい個体では6mを超える事もあるそうです。

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ホオジロザメは尾ヒレを横に動かして泳ぎます。

その為、ヒレが縦向きについている事も魚類であるサメの特徴のひとつ。

ホオジロザメの食性

動物食です。脂肪が多い海獣類など。

オットセイ、アザラシ、イルカや小型のクジラなど。

 

死んだ生物を食べる事もあります。

サメと言えば狂乱索餌という言葉があります。

 

主にホオジロザメなど動物食のサメが狂ったように集団で餌に喰いついている姿です。

あまりにお腹が空くとこういう状況になります。

ホオジロザメと人間、益害など

ホオジロザメに関する事故は世界中にあります。

人間が襲われる例も多くあります。

 

しかし人間を餌として認識しているかというと、そういうわけではなさそうです。

ホオジロサメが人間を全て食べつくした例は今のところないからです。

 

彼らが求めているのは良質な脂肪です。

今のところ、人間の脂肪は適さないのではないかとみられています。

 

ホオジロザメは、餌のようなものがあれば旺盛な食欲と好奇心を抑えられず(野生の海獣だから)餌のようなものがあればとりあえず何にでも咬みつく傾向にあるようです。

彼らには学習能力もありますが、野生下においてエネルギー切れは死に直結します。

 

本能を優先させなければ生きていけません。

だからこそ人間の方が注意しなければならないとも言えます。

ホオジロザメは日本の近海にもいるか?

日本近海でダイバーなどが襲われた事例はありますが、それらがホオジロザメによるものかは分かりません。

イタチザメなど違う種のサメだと確認されているものも多い。いずれも温暖な西日本、沖縄地方など。

 

日本近海でホオジロザメが水揚げされた例はいくつかあります。

ここ数年だと2015年に三重県沖、2016年12月には三重県沖の熊野灘付近の定置網漁にかかっています。

体長5m、体重1,5tという巨体です。

 

ホオジロザメが日本の近海にもいるらしいと言われながらも、日本で水揚げされる例はそれほど多くはありません。

ホオジロザメは長い距離を泳ぎ、浅瀬や沿岸部に近づくことも多いサメです。

今のところ明らかになっているのは、恐らくは餌を求めて、嗅覚を頼りに日本近海に近づくこともあるという事です。

 

日本近海で見つかるホオジロザメは大人の個体であり、絶命している例も多い事などから、餌を求め泳ぎ回るうちに遠く日本近海まできてしまい力尽きたようにも考えられます。

生息海域に不明点が多く、事例に尾ひれがつきがちな事は否めませんが、命は大切です。海に行くときは気を付けましょう。

(ライター:おもち)

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