水族館などのショーにおける主役級の動物たちにはイルカやアシカ、そしてシャチがいます。

シャチはド迫力な大きさとチャーミングな模様をした見た目から人気があります。

 

とても可愛らしくて人間にもなつくシャチですが、英名ではキラーホエール(クジラの殺し屋)などと言われるほど獰猛な動物でもあるのです。

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海洋における食物連鎖の頂点に立つほどの強さを持っているため、他にも地域によっては呼び名がいくつもあり、その中のよく使われる言葉として「オルカ」があります。

 

なぜそのような名前で呼ばれるようになったのでしょうか。

まずはその生態から見ていきましょう。

シャチの生態

シャチの平均的な体長は6mほどもあり海における生物の中でもかなり大型の部類に入ります。

体重は3トンを超えます。

最大級のものでは体長10m、体重10トンに達します。

また、背びれだけでも2m近くにもなり、背びれだけで人間の大きさをしのぐ程です。

 

他に外観の特徴と言えばやはり白と黒の模様でしょう。

両側の目の上にアイパッチと呼ばれる白い模様があり、全体的にも背中側は黒くお腹側は白いのが一般的です。

 

この模様はシャチ同士が個体の識別ができるような役割や、獲物に対する視覚的な誤認を目的とされていると言われています。

生息域は基本的に世界中の海ですが、冷水を好むため気温の低い地域に現れることが多いです。

 

シャチ全体として活発で好奇心が強いという傾向はありますが、個体によって考え方や行動、好みが違っていることが多いのも特徴です。

人間に、食べ物の好き嫌いがあることや行動パターンが人それぞれであるのと共通しており、知能の高い生物には比較的そのような個体別の偏りがよく見られます。

 

知能が低い生物の場合ほとんど本能のみで生きているのに対して、知能が高いと理性も多少出てきて独自の考えの元行動するためです。

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シャチも非常に知能が高い動物であり、狩りの際には戦術的な方法を取ることがあります。

 

そんなシャチが捕食対象としているものには、魚や鳥、アザラシなどに加えてサメやクジラまで含まれます。

大型で運動能力·知能ともに高く多くの大型動物までも捕食するため、天敵はほぼ存在していません。それ故海外では恐ろしいネーミングがされています。

「シャチ」と「オルカ」の呼び方の違い

日本では「シャチ」と名付けられていますが、英語ではシャチのことを「キラーホエール」と呼びます。

この呼び名は、シャチがクジラをも襲うことからそのままネーミングされています。

 

一方でシャチやキラーホエールの他に「オルカ」と呼ばれることもあります。

オルカはもともとラテン語のオルキヌス·オルカに由来しており、冥界からの魔物という意味で、オルカは魔物を表しています。

 

水族館で見るようなシャチはしつけがされており可愛く見えるものの、自然界において、特に同じ海洋生物からすれば恐ろしい存在であり魔物のように見られているのかもしれません。実際人間が、ときに怖い存在としているサメよりも食物連鎖は上の立場でありシャチにとってはエサなのです。

シャチの他の呼び名とその由来

シャチはそもそも架空の生物であるシャチホコからきており、日本においても畏怖されたネーミングではないものの、他の動物よりはやはり一目置かれた存在であったことがうかがえます。

 

他にはサカマタと呼ばれていた時代もありました。漢字では逆叉と書き、シャチの大きな背びれが海面上にそびえ立った様子を、古代の武器に見立てたことが由来していると言われています。

シャチはその生態からオルカとも呼ばれている!

和名では非常に名誉なネーミングがされていますが、シャチからすると「オルカ」は喜ばしい意味ではなかったということがわかりました。

その由来は海における生態系の頂点であるが故のものであり、それを神々しい存在と見るか畏怖される存在として見るかによって区別されていました。

ライター yuki_1

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