日常生活において蜘蛛はまだ馴染みのあるほうの虫だと思います。

馴染みというと変ですが遭遇する割合が高めな部類です。

 

ものすごく小さな種類からやたらとデカい種類の蜘蛛まで色々いて、虫が好きな人でなければ毛嫌いされていることも多いです。

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実は日本にいる蜘蛛は、あまり人間に対して害をもたらすようなことはしなくて、むしろ害虫を捕食することで益虫とされているものもいます。

 

しかし、いかんせん見た目が虫の中でも強烈に個性的で避けられてしまうことがほとんどです。

もちろん蜘蛛でも種類によれば猛毒を持っていたりして人間を危険にさらすことがありますが、私たちが通常出会う蜘蛛たちは基本的に無害なものがほとんどです。

 

そこで今回蜘蛛の中でもコガネグモと呼ばれる蜘蛛をピックアップしてその生態等を説明していきます。

このコガネグモは人間に対して害はないのかといったことも合わせて見ていきましょう。

コガネグモの生態

コガネグモは実は日本でメジャーなほうの蜘蛛であり、少し田舎に行けば全国的に目撃される種類です。

その体長はメスとオスで大きく異なることが有名で、メスは足の長さを除外しても2㎝近くという大型にまで成長しますが、オスは0.5㎝に満たない程度の大きさです。

オスのほうがかなり小さいとはいえども家の中で出会うとそこそこデカい蜘蛛が現れたと思うでしょうが、メスの大きさの前ではそれも霞んでしまいます。

メスの見た目は、黄色と黒の縞模様があり、大きさとの共通点からジョロウグモとも間違えられることが多々あります。

 

その良く似た両者ですが見分け方としては、ジョロウグモの足が細く曲がった状態で巣に待機しているのに対してコガネグモは比較的太い足を直線的な体勢で準備しています。

この、巣で待機しているというのは造網性と呼ばれる、罠を張って獲物を捕らえる性質のことを表しており、コガネグモもこの造網性を持っています。

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見たことがある人も多いかと思いますが、コガネグモは自身から出される糸で円形状の大きな巣を形成し、網の中心でひたすら獲物を待っています。

この網に虫がかかるとその振動に反応して近づき、糸でぐるぐる巻きにすることでさらに拘束し捕食されるのです。

コガネグモの食性と攻撃性

上で述べたように罠にかかった虫が主な食料となるため、コガネグモは肉食性です。

草食性の生き物と違って、基本的に生きた動く相手を食べないといけないため攻撃性もある程度持ち合わせており、蜘蛛同士を対面させると攻撃を仕掛け合うことになります。

 

この習性を利用して、ある地域ではコガネグモを使ったクモ合戦と呼ばれる行事も行われています。

意図的にコガネグモやジョロウグモを同じ場所に持ってきて対面させることで両方に攻撃を促してどちらが勝つのかを見物するのです。

 

またコガネグモ同士の同種でも共食いをすることがあり、コガネグモのメスはオスを食らうことが知られています。

オスは繁殖をするためにメスに近づいてきますが、気に入ってくれなければメスに食べられてしまうことも頻繁に起こっているのです。

 

オスはこのようにしてメスの巣のもとへやってくるため、成熟してからは自らの巣を持たず、メスに捕食されなければそのままメスが作った巣に滞在するのです。

このため実際にコガネグモが大小のセットで発見されることがあります。

人間に対して害はある?

攻撃性があると言いましたが、人間を見かけると襲い掛かってくるというようなことはありません。

人間が巣にちょっかいを出して挑発すると、網を揺らして威嚇行動を取る程度のものです。

 

むしろ虫を捕食してくれるためその意味では益虫なのかもしれません。

また放っておいてもコガネグモの寿命は短く、1年ほどで死んでしまうためそのうちいなくなります。

もちろん卵を産むと次世代のコガネグモが誕生してしまいますが。

コガネグモはデカくて無害な蜘蛛

コガネグモジョロウグモと似て日本では生息数の多い一般的な蜘蛛の一種です。

特徴はやはりなんといっても大型なため苦手な人はびっくりしますが相手から攻めてくることはなく無害なので出会ったとしても恐れずに微笑んであげましょう。

ライター yuki_1

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