チョウは虫の中でも、美しい見た目であることや優雅な動きから人気も高く好まれています。

特にアゲハチョウはチョウの中でも大型で羽の模様なども鮮やかで美しい種類です。

 

アゲハチョウとは実はある特定の1種を指す名称ではなく、アゲハチョウグループのようなものであり、アゲハチョウの中にも細分化されて様々なチョウの種類が存在しています。

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今回はアゲハチョウ全体に言える生態や、飼育の仕方などをまとめていきます。

アゲハチョウの生態

アゲハチョウは日本中に広く生息域が分布しており、田舎のような山地だけではなくビルが立ち並ぶような都会でも目撃されるほど色んな場所に生きています。

それは日本だけに限らず、世界中の多くの国にも生息し極寒の場所以外、特に暖かい気候の地方に多く生息しています。

アゲハチョウは大きな羽をもっており花の蜜や水分のある場所を求めて転々と羽ばたいて移動していきます。

アゲハチョウの成長の過程には大きく分けて幼虫・サナギ・成虫の3段階ありそれぞれ全く異なる形態をしています。

 

まずアゲハチョウの好みであるミカン科の葉を中心にメスが卵を産み付けていきます。

その卵の状態から1週間ほどすると自分で穴を開けて小さな幼虫がでてきます。

 

その後自らが入っていた卵の殻や葉を食料に成長を続けていきます。

脱皮を繰り返しながらサイズアップをしていきますが、この時期の幼虫は数ミリほどとかなり小さく色も黒っぽいです。

 

さらに数日経つと黒っぽかったのがきれいな緑色のイモムシへと変化し目玉が付いているような模様ができます。

この時の特徴として、危険を感じると角を出して悪臭を放つことができるようになります。

 

卵から孵化して1週間から2週間ほどでサナギの段階へと進んでいくのですが、このサナギになるための場所を求めてイモムシはウロウロし、気に入った場所を見つけると糸を張ってポジショニングをします。

サナギになると内部で成虫の体を構成するために全く動かなくなり2週間前後の期間を要します。

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サナギになった時期が冬だとそのまま冬が過ぎるまで数か月間もそのまま羽化しないこともあります。

こうして長い準備期間を経て成虫となったアゲハチョウは交尾をし、産卵をして次世代へとつないでいくのです。

アゲハチョウを飼うにはどうすればいいのか

アゲハチョウはポイントを押さえて探しにいけば購入しなくても自分で採集することが可能です。

ミカン科の葉が好きなため、ミカンやユズ、サンショウなどの葉を中心に幼虫を探すと良いでしょう。

 

サナギになる前の緑色をした時期だと分かりやすい見た目をしているため発見が容易ですが、卵から孵化して間もない時期は鳥の糞に色合いが似ておりサイズもかなり小さいためよく注意して葉を確認しないと見つからないかもしれません。

飼育するのに必要なものや注意点

幼虫から飼う場合もあると思いますが、捕まえるかショップで手に入れた幼虫は通常よくあるケースに葉ごといれてあげましょう。

また葉をたくさん食べるため多めに入れてあげて、糞をしたらこまめに掃除もしてあげましょう。

 

しばらく成長を続けてサナギになるための場所が決まるとじっとしてサナギになっていきます。

このサナギの時期に室温を上げすぎると暖かい時期と勘違いして冬でも羽化してしまい、外には放せなくなってしまうため寒すぎない程度に20℃付近の適温をたもってあげましょう。

 

羽化してからの餌は花の蜜をあげるか、花がなければ砂糖水をあげるのでも構いません。

アゲハチョウは非常に寿命の短い虫であり成虫になってから1か月も待たずに死んでしまいます。

また羽化してからもケースの中で飼っていると壁にぶつかって傷ついてしまうため外に返してあげるか広い空間にネットをはってあげると良いでしょう。

アゲハチョウは短命!可愛がって飼育してあげよう

アゲハチョウを生まれたてから飼っていると様々な形態変化や成長の過程が見られるため育てがいがあり、幼虫の時には飼育も簡単なため比較的飼いやすいです。

羽化するとようやく美しい姿が拝めるのでテンションも上がりますが、そこからの寿命は短いので残り少ない時間にたっぷり愛情を注いで飼ってあげましょう。

ライター yuki_1

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