ゴディアックヒグマの生態

ゴディアックヒグマはヒグマ最大の亜種。

アラスカ沿岸部やゴディアック諸島の島々に生息しています。

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体重は200~600kgほどで、メスよりもオスの方が30%ほど大きい。

現在まで確認されている最大のゴディアックヒグマは800kgほどにもなるのだとか。

 

飼育下では1,090kgという報告もあるらしい。

後ろ足で立ち上がった時の大きさは3mにもなるというのだから、その大きさは想像をはるかに超えています。

 

生態系の頂点にいながら、食性は雑食で普段は果実や花、植物などを食べているのだそう。

冬眠前になると川を遡るサケの卵を大量にためるため、その栄養価の高さからここまで大きくなったと考えられています。

 

特にアラスカの川を遡上するサケはマスノスケという種類で、いわゆるキングサーモン。

たっぷりと油がのっていて、冬眠前にはもってこいのエサというわけです。

 

冬眠前に食べるエサの量は一日に40kほどと言われていますが、これは大きさにもよりますが、産卵前のサケ10匹ほどでしょうか。

冬眠前には集団で川で狩りをしている様子が見られます。

 

山の斜面などに巣穴を作るゴディアックヒグマのメスは冬眠中に2匹ほどの子熊を出産します。

およそ2年半の間、母熊は子熊と共に行動します。そのため出産は3年に一度ほど。

子供は6年目を迎える時に成獣となります。

 

体の大きさゆえにゆったり悠然と歩いている印象の強いゴディアックヒグマですが、本気で走ると時速60㎞ほどの速さで走るというのだから、草原を駆け抜けるシマウマやライオンなどの速さに匹敵するということになります。

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基本的には縄張りを持たず、単独で行動しています。

ゴディアックヒグマと人間の関係

人間に対しては臆病な面を持つヒグマ。

通常は人間や生きている動物を積極的に襲うことはないと言われています。

 

エサが豊富な時には人間のすぐそばを通って行っても見向きもしないこともあります。

現地では狩りをすることもあり、毛皮や肉を利用しているようです。

ゴディアックヒグマの危険性

基本的には人間を襲わないヒグマ。

キャンプする人間たちの周りで優雅にエサをとっている風景や、人間のすぐそばを素通りしていくクマの姿などを映像で見ることがありますが、条件が揃えば襲ってくることもあります。

 

特にエサ不足の時や子育て中の時は神経質になりがちなので、危険です。

300kをも超える体重で襲われた時には、もう命はないと言ってよいでしょう。

 

実際、ゴディアックヒグマはここ10年ほどでゆっくりと個体数は増加しているのだそうなので、アラスカに行かれる方はお気をつけて。

ゴディアックヒグマは日本の動物園で見られるか?

日本の動物園では色々な種類のクマを飼育していますが、それぞれに生息域も違うため、飼育方法は異なってきます。

そのため、一つの動物園で何種類ものクマを飼育しているところはそう多くはないようです。

 

そんな中、九州、熊本の阿蘇にあるカンドリーミニオンでは7種類ほどのクマが飼育されていて、その中にゴディアックヒグマも含まれているのだそう。

現在色々な事情で日本動物園協会からは除外されてしまっているカンドリーミニオンですが、見たい方はぜひ、お出かけください。

ゴディアックヒグマのまとめ

ゴディアックヒグマはヒグマ最大の大きさで、800kgほどにもなる。

飼育下では1,000kgを超えるものも。

 

立ち上がった時には3mを超える。

ここ10年の間に徐々に個体数が増えている。

 

日本では阿蘇のカンドリーミニオンで見られる。

以上、ゴディアックヒグマについてでした。

ちなみに・・・・・大きさではヒグマの方が圧倒的に大きいのですが、トラとヒグマを対決させた場合は、トラが勝つのだそう。

(ライター ナオ)

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