コウモリと言えば病原体を持っていたり吸血をしたりするというマイナスなイメージが強いですよね。

悪魔や地獄のような、ダークな雰囲気によく使われるせいかもしれません。

 

しかし、中にはそのかっこよさを気に入ってペットとして飼育している人もいるんですよ。

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そこで今回は、コウモリの生態や飼育方法などについてまとめてみました。

もし飼ってみたいと思っている人がいたら、参考にしてみてください。

コウモリの生態

コウモリは空を飛ぶ鳥のようですが、哺乳類です。

木に逆さまにぶら下がっているのは、足の力が弱く立つことができないため。

排泄の時などは前脚の爪を気に引っ掛けてぶら下がることもあるようです。

超音波を使った「エコーロケーション」という方法で周囲を認知するのは有名ですが、その精度はとても高く、水中にいる魚を水面のささいな振動から感知することも可能。

 

この方法で餌となる昆虫などを捕まえます。

一般的に、「血を吸う」というイメージが強いですが、哺乳類の血を吸うのは「チスイコウモリ」という1種類のみ。

 

その他の種類は花の蜜や果物、昆虫などを餌としています。

吸血するとても危険な生き物というイメージが強かったのですが、それに反してとても平和的な生き物だったんですね。

コウモリの飼育方法

飼育に適した種類は?

国内に生息している野生のコウモリは、アブラコウモリという小さな種類です。

しかし、ペットとしての飼育に適しているのは、「オオコウモリ」という大型のコウモリの仲間です。

 

オオコウモリは「フルーツバット」とも呼ばれており、果物を食べて生活しているので、食料の調達という面から見ても飼育に適しています。

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その中でも主流なのが「エジプシャンルーセットオオコウモリ」と「デマレルーセットオオコウモリ」の二種。

どこで手に入れる?

まず、野生の個体を捕獲して飼育するのは、法律で禁止されているため不可能です。

手に入れるにはペットショップなどで購入する必要があります。

 

しかし現在、コウモリは輸入が禁止されているため、手に入れるのはかなり難しいでしょう。

国内で繁殖された個体のみになるので、繁殖期となる2~4月、または8~10月にペットショップへ行くと、出会える確率が高くなります。

価格は3万~10万円。

必要なもの

1.飼育ケージ

放し飼いにはできませんので、当然ケージが必要です。

オウムなど大型鳥類用のもので代用可能。

 

運動量の多い生き物なので、ケージから出して遊ばせてあげるのが理想的ですが、それができない場合には動き回れるような広さのケージを用意してあげましょう。

2.餌入れ・水入れ

餌入れは果物が適量入る容れ物であれば、なんでも構いません。

水入れはケージに取り付けるタイプの給水器(ハムスターやウサギが使うようなやつです)がおすすめです。

3.保温設備

オオコウモリは熱帯地域に生息しているため寒さには弱く、保温設備が必要になります。

発光するタイプの保温球だと、昼行性のオオコウモリは生活リズムを崩すことになりかねないので、昼夜兼用の赤外線保温球を使うようにしてください。

そして、爬虫類用のサーモスタットという温度管理ができる装置を使い、常に25度~30度の室温を保ちましょう。

餌は?

餌は「フルーツバット」の名の通り、基本的には果物を与えます。

バナナ、リンゴ、キウイ、マンゴーなどの果物を、コウモリの食べやすいサイズにカットしてあげてください。

栄養が偏らないようにするために、ローリーネクターという動物用の粉ジュースを与えるのも良いでしょう。

生活リズムを保つため、餌は朝晩2回与えるようにします。

寿命は?

飼育下での寿命は15~20年程。

思ったより長いですね。

中には30年以上生きた個体もいるそうです。

コウモリについてのまとめ

生態などについて詳しく知ると、コウモリに対するイメージがガラッと変わりましたね。

これなら、飼育してみてもいいかも!という人もいるのではないでしょうか。

 

通常であればまじまじと見ることは少ないですが、コウモリは哺乳類なだけあって、よく見ると羽の生えたネズミといった感じで可愛い顔をしています。

一度、ペットショップや動物園などに見に行ってみてはどうでしょう。

(ライター もんぷち)

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