日本には36種類のヘビが生息しています。
そのうち、北海道、本州、四国、九州のいわゆる本土と言われるところに生息しているのはたったの8種類。

後は全部沖縄などの南西諸島に生息しているんです。
これからのアウトドアシーズン、知っておくと便利な蛇の数々をご紹介します。

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知っておきたい8種類のヘビ

北海道には8種類のうち、5種類のヘビしか生息していません。
アオダイショウ、マムシ、シマヘビ、ヤマカガシ、ヒバカリ、タカチホヘビ、シロマダラ、そして今回ご紹介するジムグリが本土で見られる8種類。

 

うち、北海道ではアオダイショウ、マムシ、シマヘビ、シロマダラ、ジムグリが生息しています。
ご存知のように、この中で毒を持っているものはマムシとヤマカガシ。
他のヘビは無毒なので、見つけたとしても、そう慌てることはありません。

ジムグリの特徴

ジムグリはナミヘビ科で、体長は70~100㎜。赤みのかかった茶褐色をしていて、黒色の斑点が入るのが特徴です。
黒の斑点は個体によりジグザグ状に入るものや、成長過程でなくなっていくものがあります。

 

お腹の斑紋は市松模様になっていて、元禄ヘビという別名もあるほど。
自然界で見る赤褐色の黒模様は、とても目を惹き、綺麗に見えます。

 

頭部にはV字が入り、それが目にかかっていることもあり、学名のElaphe conspicillate(鼻眼鏡)にもなっています。
東北地方などの寒い地域では市松模様が全くなく、赤みの強いアカジムグリが多く、北海道までいくと、今度はオリーブグリーンで腹に縦縞の入った個体が見られるようになります。
首部分や胴体部分が太く、尻尾にかけてが短いので、ずんぐりと印象の強いジムグリですが、オスよりもメスのほうがさらにずんぐり感が強いようです。

ジムグリの生態と名前の由来

ジムグリは平地から低山地の森林、草原、水辺の林床にいることが多く、地中や石の下などに潜ることから和名の「地潜り」→「ジムグリ」が付けられました。
涼しい気候が好きで、24℃前後が最も活動しやすいらしく、朝夕に活発に動きます。

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動物食で、ネズミやモグラなどの小動物を食べますが、特に巣の中のネズミの赤子が好物のようで、これらのエサがない春と秋は絶食状態でいることも多いという、かなりの偏食ぶり。
4~6月に交尾を行い、7~8月には1~7個の卵を産みます。

 

8月の下旬には孵化しますが、幼体の色は成体よりも色鮮やかで目立つ存在です。

ペットとしてのジムグリ

無毒で色味も綺麗ということでペットとしては最適のように思われますが、なんせエサ付きが悪く、飼育は難しいと言われています。

高温や蒸れも嫌うので、管理も難しく、何より自然界で見つけるのも難しい。

 

好みのエサの確保や絶食状態期間など、飼育するにはかなり神経をはらないといけないことから、あまりペットとして飼っている人はいないようです。

ジムグリのまとめ

日本に生息する綺麗な蛇として挙げられることの多いジムグリ。
幼体は色鮮やかなものが多く、成熟するにしたがって体の模様は消えていくことが多い。
体長はずんぐりむっくりな印象。

 

ネズミの子供を好んで食べる。
エサの少ない時には絶食状態でいることもある。
ペットとしては向いていない。

 

山などを歩いていても、なかなかお目にかかることのないジムグリ。
綺麗な模様をしているのに、それをなかなか人前にさらさない、憎い奴。

 

毒も持たないくせに赤い色と綺麗な模様は一体何のためなのか?と考えてしまいます。
やはり、蛇には一癖も二癖もあるものが多いのでしょうか。
ツンデレなジムグリに一度自然界で遭遇してみたいものです。

 

ちなみに、ネット通販では北海道産のジムグリが12,000円ほどで販売されていました。

(ライター ナオ)

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