カエルと言えば、ぴょんぴょん跳ねるが代名詞のようになっている生物ですが・・・

世の中には体がまん丸く膨らみすぎて、ぴょんぴょん跳ねることができないカエルたちもいるんです。

そんな跳べないカエルを含めた世界の丸いカエルたちをご紹介します。

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ナマカフクラガエル

まるでフグのようないでたち。

南アフリカの西海岸、乾燥地帯に生息しているナマカフクラガエルは、体長4~5㎝ほどの小さくて丸いカエルです。

 

背中は暗褐色で腹部は白、極端に手足が短いのが特徴です。

鳴嚢が発達していないので、小さな声でしか鳴けず、しかもその鳴き声はまるでオモチャのよう。

 

ピーピーピーとネズミの赤ちゃん!?と思ってしまうような高い周波数の音を出します。

普段は地中で生活していて、地中のシロアリなどを捕食しています。

 

跳ねることはせず、地面を移動する時も這うように歩きますが、それほど遅いわけでもありません。

捕食者が現れると、丸い体をさらに丸くして膨らみ、相手を威嚇しているつもり!!???になります。

でも、その形はどう見てもお饅頭・・・・・

 

繁殖は土の中で行われ、産卵も土の中。

乾燥地帯でもわずかな雨を狙って産卵することが多いようです。そのため、繁殖期は決まっておらず。一年中産卵が確認されるとか。

卵は地中に産卵され、幼生は卵の中で成体にまで成長してから出てきます。その間約1か月ほど。

 

日本のカエルたちが2~3か月かけて成体になることを思えば、驚異的な速さです。

性成熟も早く、オスはわずか1年ほどだそう。

砂漠の乾燥地帯を生き抜くために進化した結果なのでしょう。

アメフクラガエル

アメフクラガエルは南アフリカに生息している地中ガエルです。

ナマカフクラガエルと同じく、地中に50㎝ほどの穴を掘って暮らし、シロアリを中心に捕食しています。

 

体長は3~5㎝。

成体はほぼナマカフクラガエルと同じです。

 

この手のカエルは人気があり、日本でもペットとして飼われることも多いようですが、ほとんどの時間地中にいるので、その姿を見ることはあまりできないようです。

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そのため、ペットとしてはちょっとつまらないかも・・・・?

飼育下のエサは小さいコオロギなどで、10年ほどの寿命です。

ペットショップなどで1万円ほどで購入出来ます。

ツノガエル

名前の通り目の上に角のような突起があるのが特徴です。

南米のチリやパラグアイ、コロンビアなど、広い地域に生息しています。

 

ペットとしての人気も高く、飼育下での交雑が進み、いろいろな種類のツノガエルが出回っているそうです。

フクラガエルほどの丸さはなく、ツノに目がいきがちで、その丸さを忘れてしまいますが、日本のアマガエルなどと比べると十分に丸いカエルです。

ブラックレインフロッグ

ブラックレインフロッグは南アフリカに生息する体長10~15㎝ほどの黒くて丸いカエルです。

現地では「薄気味悪いアボガド」などという異名もついていて、まさにその表現がぴったり!と言えるような風貌。

 

地中生活をするカエルで、体の大きさにあったトンネルのような巣穴を掘り生活しています。

小さい目とへの字に曲がった口が、常に起こっているようにも見え、それがまた人気のよう。

 

捕食者などが現れて、身を守ろうとするときは丸い体をさらに膨らませて、風船のようになります。

それは、このまま宙に浮かんで飛んで行ってしまうんじゃないかと思うほどの丸さです。

 

このブラックレインフロッグ、実は夫婦の絆が強く!?交尾の時にはメスの背中はオスが落ちないように粘液を出して支えたり、卵を巣穴に産んだ後は、その巣穴を24時間体制でオスが見守ったりという行動がみられるだとか。

進化した両生類の一面も持ち合わせているんです。

 

やっぱり人もカエルも見た目じゃありません!?

以上、日本では見られない丸いカエルのご紹介でした。

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