みなさんは「ホンビノスガイ」という貝を知っていますか?

この貝は「大あさり」や「白はまぐり」とも呼ばれているんです。

 

この呼び名を聞けば、どんな貝なのか大体想像がつきますね。

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果たして似ているのは見た目だけなのか?それとも味なのか?

ホンビノスガイの生態や食べ方について詳しく紹介していきたいと思います。

ホンビノスガイってどんな貝?

ホンビノスガイは東京湾や大阪湾に生息している二枚貝です。

なぜそんなに離れ離れで生息しているかというと、元々は外来種だから。

 

1998年以降に東京湾で発見され、大阪湾では2000年代に定着が確認されています。

あまり聞き慣れないと思ったら、まだまだ国内では歴史の浅い貝だったんですね。

 

大あさりや白はまぐりとも呼ばれていますが、あさりでもはまぐりでもありません。

大きさは10cm以上になるものもあり、形ははまぐりにとても良く似ていますが、よく見れば違う点も。

 

まずハマグリがほぼ左右対称なのに対し、ホンビノスガイは殻頂が曲がっていて左右非対称です。

またホンビノスガイは殻が薄く、はまぐりは厚みがあるのも違いの一つ。

並べて比べてみると、その違いがよくわかりますね。

ホンビノスガイの食べ方~モヤ抜き~

ホンビノスガイもあさりと同じように砂抜きが必要かと思いきや、実は砂抜き不要なんです。

あまり砂を溜め込む性質がないので、特にお店で買ってきたものはそのまま調理しても大丈夫。

 

しかし、天然ものを自分でとってきた場合には、砂抜きならぬ「モヤ抜き」をする必要があります。

やり方はあさりの砂抜きとほぼ同じですが、まずは死んだホンビノスガイが混ざっていないかどうかを確認しなければいけません。

 

死んだホンビノスガイは強烈なにおいがするので、そのまま生きた貝と一緒にしてしまうとにおいが移ってしまうことがあります。

においを嗅いでみて、明らかに臭いようなら残念ですが捨てましょう。

 

後はあさりと同じく、海水か同程度の濃度の塩水に数時間から一晩ほど浸けて置いておくだけ。

そうすると、黒っぽいモヤモヤ(ホンビノスガイの体液や、泥のようなもの)を吐き出します。

 

ぶっちゃけ、少々の臭みなんて気にならないって人は、モヤ抜きをせずにそのまま食べてもかまいません。

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ただ、一度モヤ抜きをして大量のモヤが出ているのを見てしまうと、そのまま食べよう!とは思えなくなるかもしれませんが…。

 

ホンビノスガイは生命力の強い貝なので、モヤ抜き後も冷蔵庫で1週間ほど生きていますが、できれば3日以内に食べるのが望ましいです。

すぐに食べない場合は途中で死んだ貝がいないかをこまめにチェックしてくださいね。

ホンビノスガイの食べ方~料理~

さて、いよいよホンビノスガイの食べ方についてです。

基本的に、あさりやはまぐりと同じ食べ方で大丈夫。

 

炭火で焼いて食べるも良し、酒蒸しやお吸い物にして食べるのも良し。

大粒な身は食べ応え抜群で、旨味がぎゅっと濃縮されていてとても美味しいです。

貝好きな人なら、絶対にホンビノスガイも気に入るはず。

 

モヤ抜き後に数時間~半日ほど天日干しすると、海水を吐き出してより旨味が凝縮するそうです。

塩味が強いのが気になる人も、この天日干しをすると適度に塩分が抜けます。

 

他にもバター焼きやパスタ、クラムチャウダーなどもおすすめ。

アメリカではクラムチャウダーと言えばホンビノスガイを使うのが一般的なんだとか。

ホンビノスガイ まとめ

ホンビノスガイはあさりやはまぐりよりも安価ですが、味は全く彼らに劣りません。

しかも青潮などの環境変化に強いので、最近では重宝されてきているそうです。

 

元々は外来種ですが、在来種とは生息環境が異なるため、在来種を脅かすようなことはありません。

まさに良いこと尽くしの貝ですね!

スーパーで見かけたり、潮干狩りに行くようなことがあれば、ぜひ一度食べてみてください。

(ライター名 もんぷち)

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