ナメクジやヒルなど、ヌメヌメした生き物が苦手な人は多いですよね。

毛虫や芋虫なんかとはまた違った気持ち悪さがあります。

 

特にナメクジは寄生虫が危険だし、ヒルは血を吸うし、見た目が気持ち悪いだけじゃなくて害もあるので質が悪いです。

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そんなヌメヌメした奴らの仲間、「コウガイビル」ってご存知ですか?

 

こいつもナメクジなんかに負けず劣らず気持ち悪い見た目をしているんです。

それじゃあもしかして、コウガイビルもなんらかの害をもたらす害虫なのでしょうか?

 

もしそうだったら、見かけたら早急に駆除せねばなりません。

そこで今回はコウガイビルについて詳しく見ていきたいと思います。

コウガイビルってどんな生き物?

コウガイビルはコウガイビル属に属するものの総称で、種類によって大きさや色は様々ですが、頭の部分が半月状になっているのが特徴です。

平べったい紐状の体をしており、「ヒル」という名前がついていますが、ヒルの仲間ではありません。

 

見た目がちょっと似ているだけです。

大きさは種類によりますが10cm~30cmほど、しかし中には1mを超えるような個体もいます。

1mって、ちょっとしたヘビのサイズじゃないですか。

 

あんな気持ち悪い生き物が1mもあったら、鳥肌どころじゃありません。

一つ救いなのは、いくら長さがあっても、幅は1cm程度にとどまるということ。

もし長さに比例して太くなったらと考えると、恐ろしすぎますね。

 

乾燥に弱いので石の下や朽ち木の中など湿った場所を好みますが、水棲ではありません。

肉食でミミズやナメクジなどを捕食するので、それらが豊富な畑や庭のそばによく出没します。

庭や畑の石をめくってみれば、その下にいるかもしれませんよ。

コウガイビルには害がある?

いかにも何か害がありそうなコウガイビルですが、実は全くの無害なんです。

先にも書いたように、ヒルの仲間ではないので血を吸ったりはしませんし、寄生虫がいたり作物を荒らしたりすることもありません。

もちろん毒もありません。

 

一つ人に対して害があるとすれば…それは「見た目が気持ち悪い」というその一点のみ。

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むしろナメクジを食べてくれるので、ナメクジの被害に困らされている人にとっては益虫です。

見かけたからと言って、駆除をする必要はありません。

 

どうしても気持ち悪くて嫌だ、という人は、エサであるナメクジなどの駆除に力を入れるのが手っ取り早いです。

家の中などにいた場合は、とりあえずつまんで放り出しておけばそれで大丈夫。

気持ち悪いからと言って、害があるわけでもないのに殺すのはちょっとかわいそうですもんね。

コウガイビルの恐るべき再生能力

みなさんは「プラナリア」という生き物を知っていますか?

コウガイビルと似たような生き物で、体を細かく分断しても、それぞれが再生をして増えていく生き物です。

 

コウガイビルもプラナリアと同じように、切ったところから再生して増えていくという驚異の再生能力を持っているんです。

ですのでコウガイビルを駆除する際にちょっとでも切れたりして破片が残ってしまうと、そこからまた増殖していくので注意が必要。

 

しかし、トカゲのしっぽの再生くらいなら理屈として分かりますが、千切れた分がまた新しい生命体になるってどういうこと…?

生き物って不思議ですね。

 

ただし、コウガイビルの再生能力が凄いと言ってもプラナリアほどではないので、見かけてもむやみに切り刻んだりはしないでくださいね。

かわいそうですので。

コウガイビル まとめ

見た目は気持ち悪いですが、まったく無害だということが分かって一安心。

むしろコウガイビルについて興味が湧いてきました。

 

もし千切れた破片を見つけたら、ちゃんと再生するのか観察してみたいくらいです。

ただ、我が家の周辺では一度も見かけたことはないんですよね…残念ながら。

ナメクジはいっぱいいるのに。

(ライター名 もんぷち)

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