漢字で書くと「海星」、英語で言うと「スターフィッシュ」。

星形の海の生き物と言えば、ヒトデですね。

 

ヒトデは海中の岩場などにいるイメージがありますが、今回紹介するのは砂の上を歩く「スナヒトデ」というヒトデです。

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実際、動いているところを見たことがないという人も多いかもしれません。

 

ヒトデって遠くから見ると星みたいでキレイですが、実は歩いている姿はちょっとキモイんです。

それでは、スナヒトデがどんなふうにキモイのか、詳しく見ていきましょう!

スナヒトデってどんなヒトデ?

スナヒトデは北海道南部から九州まで広い範囲に分布しているヒトデです。

10m以下の浅い海底に生息しているので、見たことがある人もいるかもしれませんね。

 

体の中心から腕の先端まで、中央に黒いラインが入っているのが特徴です。

スナヒトデには5本の腕がありますが、細長いのであまりきれいな星型ではなく、大きなまきびしというイメージです。

 

腕の長さは10cm以上もあり、近くで見たらその大きさにびっくりするかもしれません。

しかし細くて長い上に柔らかいので、触ると根元や腕の途中から千切れてしまうこともあるそうです。

スナヒトデに触る場合は注意してあげてくださいね。

スナヒトデの歩き方

さて、みなさんはヒトデがどうやって移動をしているのか知っていますか?

ヒトデを裏返して見たことがある人ならご存知かもしれませんが、ヒトデは体の裏側に「管足」と呼ばれる突起状の足がびっしりと生えているんです。

 

ひっくり返すと元の体勢に戻ろうとして、ものすごくウニウニと動くので、とても気持ち悪いです…。

ヒトデはこの管足を動かして移動をするのですが、多くのヒトデは管足に吸盤もセットでついており、それによって岩を這い上がったりできるわけです。

 

しかし、スナヒトデには吸盤がありません。

そのため、岩を這い上がることはできず、主に海底を這いまわって暮らしています。

 

ちょっと不便でかわいそうだと思われるかもしれませんが、実はスナヒトデ、海の中では海底をとてもスムーズに動いているんです。

少し浮いたように滑らかに移動する姿は、まるでエアーホッケーのパックのよう。

 

ちょっと力を入れて押したら、スコーンとどこまででも滑って行ってしまいそうです。

そんなスナヒトデですが、やはり海水がないと動きは鈍いです。

 

陸上では管足をウネウネと一生懸命動かしながら、少しずつ時間をかけて移動します。

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上から見るとそんなに気持ち悪くないですが、横から見ると管足の動きがやっぱりキモイ…。

スナヒトデって食べられる!?

一部地域ではヒトデを食べることを知っていましたか?

私は今回スナヒトデについて調べるまで、まったく知りませんでした。

 

だってヒトデって、まずどこを食べるの?どうやって調理するの?

「食べ物」だという認識が、皆無でした。

 

もちろん食べられないヒトデもいますが、スナヒトデは食べても大丈夫らしいです。

一体、どのように調理をするのでしょうか。

 

そしてそのお味は?

基本的には塩茹でにして、ウニのようにパカッと割って、中の卵を食べるんだそうです。

その味はウニのようなカニミソのような感じで、美味しいんだとか。

確かに、ウニのようなものだと思えば俄然食べられる気がしてきました。

見た目はちょっとアレですけど…。

スナヒトデ まとめ

スナヒトデは食べることができますが、基本的には食用ではないので当然市場には全く出回っていません。

ですので、食べてみたいという人は自分で獲ってくるしかなさそうです。

 

しかし、ヒトデの中には毒があるものや、生息している周辺環境によっては鉛などの重金属を溜め込んでいる場合があるので、注意してくださいね。

くれぐれも、よく知らないヒトデや水質の悪いそうな場所にいるヒトデを食べないようにしましょう。

(ライター名 もんぷち)

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