生きものたちの繁殖の時期。

梅雨が近づくにつれ、カエルたちの姿も沢山見かける季節になりました。

 

日本では緑色のアマガエルが一般的ですが、若干地味な茶色のカエルも沢山いることをご存知でしょうか?

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今回はそんな「茶色いカエル」についてご紹介していきます。

日本の茶色いカエル

日本に生息している茶色いカエルのうち、比較的目にしやすい一般的なカエルと言えば、ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、トノサマガエル、タゴガエル、ウシガエル、アズマヒキガエル、ニホンヒキガエル、ヌマガエル、ツチガエル、カジカガエルが挙げられます。

 

こう見ると実は緑のカエルよりも実は茶色のカエルの方が多いということがわかります。

茶色のカエルの中には周りの環境に応じて体色を変化させ、保護色として同化するものもいます。

ニホンアカガエル

日本の固有種。本州から九州、四国、その周辺の離島に生息しています。

体長は4~8㎝程度。オタマジャクシには背中に一対の黒斑が見られます。

 

丘陵地や森林、草むらの地上でくらしていますが、産卵は水田で行うため、水田環境の変化により、年々その数は減っています。産卵は他のカエルよりも早く、1月ごろから始まります。

ヤマアカガエル

日本の固有種で本州、九州、四国、佐渡島に分布しています。

 

丘陵地や山間森林内にいることが多く、その周辺の沼や田んぼなどでも見ることがあります。

体長は4~8㎝ほどで、ニホンアカガエルに似ていますが、比べると背側面のラインが折れているのが特徴です。

幼生は黒っぽい色をしていて、冬眠も土には潜らずに水底でします。

トノサマガエル

関東から仙台平野にかけては生息していないカエルです。

北海道でも一部の地域のみで生息が確認されています。

メスは灰白色、オスは茶褐色から緑色で、背面の真ん中に黄色や白の明確なラインが入ります。

普段から沼地や田んぼに生息しています。

口の骨格が丈夫で小型のヘビなども捕食してしまうほど。

タゴガエル

日本全土に生息しているカエルです。

体長は3~5㎝でメスの方がオスよりも若干大き目です。

固有亜種が島後、屋久島などに生息しています。

ウシガエル

日本全土の沼地や河川、湖などに生息しています。

背中の色は暗緑色で、淡黒色の斑紋がまばらにあります。

メスの背面は褐色。

 

オスの喉の部分は黄色っぽくなっていることが多いのが特徴です。

体長はアマガエルなどに比べると10倍以上の大きさがあり、20㎝近くなるものも。

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「ブオーブオー」と牛のように鳴くことが名前の由来なっています。

最近は「ニャー」と鳴く個体も発見され、話題となりました。

ヒキガエル

日本にはニホンヒキガエルとアズマヒキガエルという2種類のヒキガエルが生息しています。

森林や沼地に限らず、草原や都心の庭先にも生息しています。

水をあまり必要としないのが特徴。

 

体長は20㎝弱程。

普通のカエルのように跳躍することなく、のそのそと歩きます。

体の背面に白い有毒の液を出す腺をもっていて、ここから出す毒で敵から身を守っていると言われていますが、ヤマカガシという蛇は毒に耐性を持っていて、ヒキガエルの天敵です。

また、ヒキガエルは体のわりに可愛い声で鳴きます。

ツチガエル

北海道西部から九州までと周辺の島々の水辺に生息しています。

 

灰褐色~黒褐色の3~5㎝ほどの大きさで、見た目がグロテスクなので地域によってはクソガエルと呼んでいるところもあるのだそう。

すぐに水に飛び込めるような場所にいることが多く、松尾芭蕉の詠んだ有名な俳句、「古池や蛙飛び込む水の音」のカエルはこのツチガエルの可能性が高いと言われています。

地上生活をおくり、繁殖期は5~9月。オスがメスを呼ぶ声は「ギューギュー」という低くて小さい声です。

ヌマガエル

褐色の小さなカエルです。日本ではもともと本州中部以西、九州、四国、奄美大島などに生息していましたが、1990年ごろからは関東地方や対馬、壱岐島、五島列島でも見られるようになり、国内外来種という扱いになっています。

 

館町は3~5㎝、メスの方がオスよりも大きく、背中部分にはいぼ状の突起が見られます。

地域によっては背中に白い線の入った個体もいるようです。

 

ツチガエルに似ていますが、表面が滑らかで鳴き方が違います。

オスの鳴嚢はハート型に膨らむのも特徴的です。

カジカガエル

日本の固有種で、本州・四国・九州・五島列島の山地、渓流、森林に生息しています。

岩の隙間などに隠れられるように扁平な体をしていて、背中は灰褐色で不規則な斑紋があります。

目と目の間にはT字状の線が入り、指先の吸盤が発達しています。

綺麗な声で鳴きます。

 

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