虫の中にはとっても臭いにおいを出すやつがいますよね。

ヘッピリムシとへこきむし。

 

どっちも文字だけ見れば同じ虫かな?と思いますよね。

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同じ「屁をこく虫」だし、きっとどちらも臭いんだろうな…と。

 

果たしてヘッピリムシとへこきむしは同じ虫なのか、違う虫なのか。

違う虫だとしたら、同じように臭い虫が2種類もいるってことになりますよね。

今回はヘッピリムシとへこきむしについて迫っていきたいと思います。

ヘッピリムシとへこきむしは違う虫?

まずは答え合わせから。
ヘッピリムシとへこきむしは…「違う虫」です!

名前はすごく似ていますけど、全然別の虫のことなんです。

 

ヘッピリムシは「ミイデラゴミムシ」、へこきむしは「カメムシ」のことを指します。

ただし、地域によってはカメムシの事をヘッピリムシと呼んでいたり、ミイデラゴミムシをへこきむしと呼んでいたりもします。

 

ですので、あくまでもこちらをこう呼ぶ方が多い、というだけのことです。

どちらも同じく臭い虫として有名ですが、見た目は全く違います。

 

共通するのはどちらも「臭いにおいを出す」ということ。

まぁどちらも迷惑な虫だということに変わりはありません。

なるべくお近付きにはなりたくない虫です。

ヘッピリムシはどんな虫

ヘッピリムシことミイデラゴミムシはどんな虫なのでしょうか。

 

ゴミムシ類の中でも珍しく黄色い体に褐色の模様があり、1.6cmほどの大きさ、国内では北海道から奄美大島までの範囲に生息しています。

ヘッピリムシは攻撃を受けると、100度以上にもなる強いにおいの液体(水蒸気とベンゾキノン)を爆発的に噴出します。

…100度!?

 

それ、浴びちゃったら火傷しちゃうんじゃないの?という疑問が浮かびますが、大丈夫です。

人間がその液を浴びても、量も少ないですし火傷まですることはありません。

 

ただし、浴びた部分がシミになり悪臭が染みついてしまうと言われています。

どっちにしろ、浴びたくはないですね…。

 

ヘッピリムシは昼間は湿った石などの下で休んでおり、夜になると活発に活動を始めるので、遭遇することは少ないかもしれません。

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確かに、私も実際ヘッピリムシに遭遇したことは今のところないです。

へこきむしはどんな虫

へこきむしことカメムシは、皆さんも良くご存知かと思います。

ヘッピリムシが爆発的に液体を噴出するのに対し、へこきむしは腹面にある臭腺から強いにおいの分泌液を飛散させます。

これは敵に対する防御の意味合いだけではなく、周囲の仲間に対する警告の意味も持ち合わせているのです。

そのため、一匹のへこきむしが悪臭を発すると、周りから他のへこきむしがいなくなると言われています。

 

あの悪臭を嗅いだら、へこきむしだけじゃなくて人間も動物も逃げ出しますよね。

そして実は、へこきむしの分泌液はへこきむし自身にとっても有害となることがわかっています。

 

そのためへこきむしの体は、飛散した分泌液が自分に染み込まないように、厚い表皮に保護されているのです。

しかし、密閉した瓶の中などに入れてにおいを出させると、さすがに死んでしまうらしい…。

 

人間だって、あんな悪臭のする場所に閉じ込められたら、耐えられません。

へこきむしは北海道から沖縄まで、日本全国どこにでも生息しています。

 

やっかいなことに、彼らは越冬するために家の中に入り込んだりと、結構な頻度でエンカウントします…。

洗濯物に引っ付いて臭いにおいを出されると、洗っても洗ってもにおいが取れないので気を付けなければいけません。

「ヘッピリムシ」と「へこきむし」のまとめ

ヘッピリムシとへこきむし、どちらもそれぞれにやっかいで臭い虫だということがわかりました。

その悪臭を避けるためには、むやみに彼らを刺激しないことが大切です。

もし家の中で見つけたり、飛んできて引っ付いたりしても、とっさに払い落としたりせずに優しくティッシュなどで捕獲して逃がしてあげてくださいね。

(ライター名 もんぷち)

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