雪のように白く、つい目を引くようなあどけない可愛らしい顔をしている

シマエナガを知っていますか?

 

「森の妖精」や「雪の妖精」という愛称が付けられる程の癒し系です。

今回はシマエナガについて詳しく書いていきますね!

貴方もきっと癒されちゃいますよ。

まるで妖精のよう!シマエナガの生態

シマエナガはヨーロッパや中央アジアや日本などで生息しています。

国内では北海道を中心に生息していると言われています。

 

世界的に見ても数はそれ程多く無く、貴重で珍しい鳥なんです。

体重は8gくらいで、体長は大体14㎝程あり羽を広げると16㎝程の大きさになります。

 

見た目は長い尾を持っており首が短く全体的にまん丸していて、小さな雪だるまみたいな感じです。

何故このようにまん丸しているかというと、シマエナガが基本的に寒い地域に属するので寒さから身を守る為に羽の中に空気を入れて暖を取っているんだそうです。

そしてシマエナガは一年中山林の中で過ごし、集団で生活する特徴があります。

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繁殖期に入ると単独行動が増えますが、それ以外は眠るときも仲間と身を寄せ合っています。

シジュウカラやヒガラやメジロの集団に交じって一緒に行動する事もあるみたいです。

 

好んで食べるものはクモや幼虫やアブラムシなどの小さな昆虫類で、樹液を舐めたり木の実を食べる事もあります。

アクロバティックな面もあるようで、器用に羽と体を使って飛んでいる虫でも楽々捕獲するんだそうです。

 

シマエナガの繁殖期は春ごろで、産まれてくる子供の為に巣作りをし始めます。

木の枝に色んな材料をかき集めて袋状の巣を作っていくのですが、天候によっては巣が壊れてしまう事も結構あるみたいで子供を育てる環境を整える事が出来ず断念してしまう事もあります。

もし全ての準備が上手くいって出産しても他の鳥たちに狙われてしまう事も多いみたいです。

シマエナガの数が少ないのはこの事も大きく関係してるんだと思います…。

 

シマエナガのもう一つの特徴的な所は鳴き声です。

敵が近づいて来たときは仲間に危険を知らせる声を出して仲間と自身の安全を守っています。

他にも数々の種類の鳴き声を使い分けて仲間とのコミュニケーションを取っているようです。

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シマエナガと人間の関係

シマエナガは愛嬌ある見た目からペットとして飼いたいと思っている方も多いです。

しかし、日本ではシマエナガをペットとして飼う事は禁止されています。

同時に動物園などで展示したり、捕獲する事も禁止されています。

 

シマエナガは数が少ない希少動物なので大切に保護して行かなければいけないからです。

もし、シマエナガを直接見てみたいと思った方は北海道まで行くしかありません。

 

野生ですので出会える確率は高くは無いですが、運が良ければシマエナガの群れに出会えるかもしれません!

人に対しての警戒心はそれ程強く無い性格なので、びっくりさせたりしない限りある程度近寄っても逃げないそうです。

基本的には山林にいる事が多いですが、人が多く集まる公園などに居る事もあるそうなので人懐っこいのかも知れませんね。

 

シマエナガのまとめ

シマエナガについて詳しく知る事が出来たでしょうか?

シマエナガと検索すると沢山の写真や動画が出てきますが、どれも外れなく可愛いです!

 

雪の中を飛んでいる様はまさに妖精そのものですね。

シマエナガの人気は凄くて、ぬいぐるみや写真集まで出ているんですよ。

もし興味がある方は調べて見てみて下さいね。

 

今は希少動物と言われていますが、これからシマエナガがもっと繁殖して増えてくれると良いですね。

北海道に行く事があるときは是非シマエナガを探してみて下さい。

(ライター Miki)

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