季節が夏に近づいてくると活発に活動を始める蜂。

刺された経験がある方も多いと思いますが痛いですよね!

目の前に現れただけで血の気が引くほどの恐怖を与える昆虫です。

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今回はジガバチ・アメリカジガバチについて紹介していきます。

ジガバチ・アメリカジガバチの生態

アメリカジガバチは戦後すぐに北米からはるばる日本にやって来た外来種です。

発生時期は7月~8月で生息地は人家周辺、荒れ地、河原周辺などです。

見た目は黒と黄色の模様で腰の部分が細くくびれていて、ふっくらしたお腹があり毒針を持っています。

ジガバチは通称「狩りバチ」と言われていて、幼虫に食事を与える為に狩りをします。

基本的に獲物になるターゲットはクモで毒針を刺してゆっくり神経を麻痺させていき、完全に息絶える前に泥で作った巣の中に獲物を入れておいて獲物の上に卵を産みます。

巣に使われる泥は強風にも耐えられるように土に唾液を染み込ませてしっかりコネられて粘度が強化されています。

卵が孵化したらクモは幼虫の餌食になって食べられてしまいます。

それだけでも十分残酷なんですが、幼虫もかなりのクセもので、餌であるクモを一気に食べたりはせずに、なるべく殺さないように少しずつ食べていくんです。

 

食べきるころには幼虫も蛹まで成長します!

大体5匹~10匹を捕らえて巣の中に入れて置くみたいです。

親が子の為に狩りをする親子愛は素晴らしいですが、この親子怖すぎます…。

メスは幼虫の卵を巣の中に一つ産みつけて、子供に餌を与えたら子供が鳥などに狙われないように土で巣穴をしっかり塞ぐ作業をして部屋を作ります。

この作業を10回くらい繰り返して大きな巣を完成させていきます。

これが親子が近くにいる最後の時間で、その作業を終えたらメスが子供の所に戻ってくる事は、二度と無いみたいです。少し寂しく感じますね。

一ヵ月程くらいで成虫になり巣から旅立って行き、またその成虫が他の場所で巣を作り、狩りをして子供を産むという感じです。

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親に教えられなくても親がしてくれた事を自然に出来る本能は凄いですよね。

大きさは20~25mmくらいまで成長していきます。

攻撃してくるのか?刺すのか?人間との関わり

蜂と言えば襲ってくるというイメージがあると思いますが、アメリカジガバチは非常に大人しい性質なので人間の方からジガバチに攻撃をしない限り人に寄って来ることはありません。

巣を壊したりしても、壊されたと判断したらすぐにその場から消えてしまいます。

もし家の壁などに巣があっても知らん顔して置けばジガバチも一連の作業が終われば何処かに行きますし、幼虫も成虫になったら巣立って別の場所に行くので残していても大丈夫です。

 

同じ場所に巣を作りに来る事も無いのでジガバチの溜まり場になる心配もありませんよ!

それでもどうしても気になるという方は、大人しい性質と言っても、100%攻撃してこないとは限らないので防具を身に着け慎重に巣を撤去するようにして下さい。

あと巣の中には親蜂が運んできたクモなどの獲物がギッシリ詰まっていると思うので、虫が苦手な方は止めておいた方が良いかも知れません…。

アメリカジガバチのまとめ

こうして生態を調べていくとアメリカジガバチは凶暴な蜂では無い事が分かりました。

むしろとても頭が良い昆虫だと思います。

興味がある方は画像や動画でジガバチの生態を見てみるのも良いですよ!

巣を作るために土をコネて一生懸命に作業をする姿や、子供を守るために巣穴を塞いでいる動作は少し可愛く見えてしまいます。

蜂の巣だから危険と決めつけてすぐに駆除するのでは無くアメリカジガバチのように人間を襲わないという生態を理解しておけば、もし巣を見つけても安心ですね。

(ライター Miki)

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