皆さんはオオマルハナバチというハチを知っていますか?

オオマルハナバチは外来種で、ヨーロッパから日本に持ち込まれたハチなんです!

正式名所は『セイヨウオオマルハナバチ』という名前です。

 

本来は人間の役に立っていたハチなんですが、いつからか日本の生態系に悪影響を及ぼすとの事から、現在では有害外来生物と言われるようになってしまいました。

さて、オオマルハナバチはどのような生態をしているのでしょうか?

今回はそんなオオマルハナバチの生態や巣の特徴なども含め、詳しくまとめていきたいと思います☆

オオマルハナバチってどんなハチなの?~生態・特徴・発生時期~

オオマルハナバチは、昆虫綱・ハチ目・ミツバチ科に分類されるマルハナバチの一種です。

ヨーロッパ原産のハチで、生息地は世界中の冷温帯に生息しており、日本では北海道から九州まで広く分布しています。

 

生活環境は、ネズミなどの古い巣穴を利用しており、地中で営巣・繁殖します。

主に、15℃~25℃の範囲で活動していて、長時間32℃以上の環境にさら曝されると花粉で作られた巣が溶け出して幼虫が死んでしまうようです。

 

平均体長は約10mm~20mm程の大きさです。

体の特徴としましては、胸部や腹部のそれぞれが鮮やかな黄色と黒色の縞模様で、腹部の末端は白色になっており、ふさふさの毛が生えています。

 

体の模様は、女王・働き蜂・雄蜂共に、ほとんど変化はありません。

地域や個体によっては、毛の色や模様のパターンなどが、若干変わってくる事もあります。

 

活動時期は、女王蜂は単独で冬を越し、4月頃に目が覚めると、5月~6月は地中に巣作りをし始めます。

夏になると働き蜂も含め一斉に、咲き乱れる花を目指して飛び回ります。

 

オオマルハナバチの口は、蜜を取り出しやすいようにストロー状になっていて、普段は引っ込めていますが、花の蜜を吸うときはそれを突き刺して蜜を吸います。

大きなお腹の中はタンクのようになっていて、自分の体重と同じくらいの量を一日に摂取します。

オオマルハナバチの見分け方と巣の特徴とは?

日本にはマルハナバチ科が15種もいるので見分けるのが難しいかもしれませんが、オオマルハナバチは頭が大きく正面から見ると長さと幅がほとんど同じで、まん丸な顔をしているのが見分けるポイントだと思います。

 

さらには、胸と腹部にクリーム色のバンドがくっきりと入っていて、腹部の先端はオレンジ色をしているのもオオマルハナバチの特徴ですよ♪

巣の特徴としましては、ネズミの巣穴以外にも、捨てられたカーペット・椅子・芝刈り機・人工物・人家の床下の断熱材の中などにも巣を作るとされています。

 

地中や床下に巣を作るのが最大の特徴なので、そういう場所にある巣はオオマルハナバチの巣と思ってもらって大丈夫でしょう☆

一つの巣の中で産出される蜂の数は、働き蜂と雄蜂合わせて800匹~1000匹とされています。

 

巣から誕生する新女王蜂の数は、60匹~180匹とされています。

これだけの数が生まれるので少し恐怖を感じますが、オオマルハナバチは人間への攻撃性は低く、日常生活で刺される事はまず無いので安心して下さい。

 

ただし、ガーデニングなどをしている方は駆除の依頼をした方が良いかもしれません。

オオマルハナバチは花に穴を開けて密を吸うので、植物に大きな被害を及ぼし、繁殖が阻害されてしまうので注意が必要です。

オオマルハナバチについてのまとめ

今回はオオマルハナバチについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

そもそもは、農作物の花粉媒介昆虫として世界中で利用されていた蜂なんですが、植物に被害を及ぼす事から駆除が進んでいるようです。

現在では、オオマルハナバチの数は減少傾向にあるようです。

ライターMISAKI