カナブンとコガネムシはキラキラと光る、自然界ではちょっと目をひく昆虫たち。

子供たちにとっては見つけるとちょっと嬉しい昆虫です。

でもカナブンとコガネムシってどこが違うかご存知ですか?

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カナブンとコガネムシの違い

カナブンとコガネムシ…別にどっちでもいいよ~という方!

そんなことを言わずにちょっとお付き合いください。

カナブンとコガネムシはどちらもコガネムシ科の昆虫です。

カブトムシなどもこのコガネムシ科にふくまれます。

全世界で3万種いるといわれ、日本でも360種ほどが生息しているといわれています。

カナブンの生態

カナブンは本州や四国、九州に生息していて、クヌギなどの樹液を餌として暮らしています。

 

幼虫時期を土の中で過ごし、土で繭を作ってそこで蛹時代を経て、成虫になって地上に出てきます。

地上に上がってくると、前脚の先端についている鋭い爪でしっかりと木にしがみつき、クヌギなどの樹液を吸って栄養分にします。

成虫時期はというと、普段は土の中で暮らしていて、地上に上がってい来るのは繁殖とエサを食べる時のようです。

土の中だけでなく、広葉樹の葉っぱの下、腐葉土層などにも多く生息しています。

最近の研究では特にクズの葉っぱを好むことがわかってきているそう。

その後、夏の内に交尾をし、産卵をします。

 

産卵は広葉樹の葉の下や比較的ふわふわな土にして、孵化するまでに2年ほど要する種類もいます。

コガネムシの生態

コガネムシは日本ではほとんどの地域でみられる昆虫です。

自然界では桜やクヌギ等の広葉樹の葉っぱを餌にして生活しています。

 

しかし、それだけではなくマメ科の植物も大好きで、栗やブドウ、果樹などの樹液を吸ったり、バラの花や芽を食べたりもするので、種類によっては害虫指定されているものもいます。

一匹がする産卵は150~200ほど。何回かに分けて土の中に産み付けます。

土の中で3齢まで成長して越冬し、春になると土やもみ殻などで繭をつくり、そこで蛹になります。

5月頃に羽化して成虫になりますが寿命は短く、成虫のまま冬を越すことはありません。

カナブンとコガネムシの見分け方

2つは微妙にいくつかの点が違っています。

まずは幼虫。

色はカナブンの方が白みを帯びています。

大きさはだいたい同じくらいですが、はっきりと区別をつけられるのは歩き方です。

カナブンの幼虫は上手く歩けません。

ひっくり返ったまま歩く背面走行というのをするのが特徴的です。

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一方コガネムシの幼虫の方はスタスタと歩くことができます。

 

成虫になってからの見分け方の一つ目は形です。

カナブンの方が全体のサイズも若干大きく、頭部と羽の付け根の部分が大き目の三角型をしています。

 

一方のコガネムシの方は同じ部分のパーツが小さくて丸いのが特徴です。

2種類を並べてみるとその違いは一目瞭然です。

 

また、飛び方を見てもわかります。

カナブンは前の羽を閉じて後ろ羽を隙間から出して飛びますが、コガネムシは前の羽を開いたまま後ろ羽を使って飛びます。

 

 

色合いも微妙に違くてカナブンはメタリックブラウンに若干グリーンのかかったものが多いですが、コガネムシは鮮やかなメタリックグリーンがメインになっていることが多いようです。

これらの全てをよく観察すれば、カナブンとコガネムシの違いは明らかです!

ちなみに、コガネムシは家庭で育てる植物たちに悪さをすることもしばしばあるので、注意が必要です。

先にも述べましたが、特にマメ科の植物には注意が必要です。

彼らの大好物ですから。

大事に育てようとしているバラなどにも注する必要があります。

庭に直接植えた場合にはそれほどの被害はありませんが、植木鉢やプランターに植えた植物の土に卵が産みつけられていた場合はその植物が枯れることもあります!

幼虫を見つけたらすぐさま退治することをお勧めします!

(ライター ナオ)

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