蝉の声と「朝顔」のセットは、夏休みが来たー!という気持ちにさせてくれます。

夏の暑い日に元気いっぱい咲いてくれる「朝顔」からパワーを貰っている方も多いハズです。

そんな「朝顔」ですが、朝顔の本当の季節はいつ頃なのでしょうか?

朝顔の特徴と、朝顔の季節について詳しく調べていきたいと思います。

朝顔とは?

「朝顔(アサガオ)」とは、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物です。

朝顔の原産地は熱帯アジア、ヒマラヤ山麓です。

日本で一番馴染みのある園芸植物です。

朝顔は奈良時代の末期に、遣唐使が朝顔の種を持ち帰ってきたことで日本に伝わりました。

朝顔は中国語で「牽牛」といいます。

 

朝顔は元々「朝容」と漢字で書かれていました。

朝の美しい容姿という意味だそうです。

そして朝顔の花言葉は「私はあなたに結びつく」です。

朝顔の特徴

朝顔はつる性です。

近くの支柱などにつるを巻きつけて、広く育ちます。

朝顔の葉っぱは、広くて先が尖ってます。

葉っぱには細い毛が生えています。

朝顔の花は、円錐形です。

 

花びらが5枚、おしべとめしべが1つ、がくが5つです。

赤やピンク、紫、青、白などの花の色があります。

 

朝顔の種を蒔いてから、花が咲くまでは1~2ヶ月です。

発芽までは1週間ぐらいかかります。

 

朝顔は朝に咲くことで有名ですが、実は朝顔は「朝が来るから咲く」のではないのです。

朝顔の体内時計は、日没に合わせてセットされています。

日没から8~10時間後に花が咲くようになっているのだそうですよ。

朝顔の季節はいつ頃?

朝顔の季節は「夏」です!

朝顔の種類によって若干変わりますが、開花時期は6~10月です。

早咲きの朝顔は7~8月、遅咲きの朝顔は10月ぐらいが開花のピークです。

朝顔の種類と見ごろ

日本朝顔

葉の裏がつるつるしているのが特徴です。

団十郎や平安の香などの品種があります。

 

開花時期は7月~10月頃。

見ごろは7~8月頃の午前中です。

西洋朝顔

葉の裏に毛があります。

西洋朝顔は生育が旺盛なので、1株で1日に100輪咲きます。

綺麗な青色の朝顔です。

開花時期は8月~11月頃。

見ごろは10月頃の午前~夕方までです。

琉球朝顔

別名はオーシャンブルーです。

沖縄県に生息している朝顔です。

 

花の色は青、紫、白、ピンクです。

午前中と午後で、花の色が変わります。

 

ハート型の葉っぱが可愛いですよ。

開花時期は7月~11月頃。

見ごろは9月~10月頃の午前~昼過ぎや夕方までです。

曜白朝顔

白い筋模様が入っている花びらがとても可愛いです。

星咲きの大輪で、ピンクや赤、紫の色があります。

 

開花時期は7月~10月頃。

見ごろは7~8月頃の午前~夕方までです。

朝顔の利用

朝顔は生薬として用いられています。

朝顔を粉末にして、下剤や利尿剤として使用されています。

 

朝顔の種は「牽牛子」という漢名で日本でも奈良、平安時代に薬として使われていました。

朝顔の種は強い毒性があるので、自己判断での使用はおすすめできません。

 

また朝顔を使って、グリーンカーテンを作ると空気清浄や夏の暑さ対策になります。

グリーンカーテンとは緑のカーテンとも呼ばれていて、アサガオのツルや葉っぱを利用して壁を埋め尽くすことです。

朝顔の季節はいつ頃なのか まとめ

朝顔の特徴と、朝顔の季節はいつ頃なのかについて、詳しく調べてきましたが、いかがでしたでしょうか?

朝顔の季節は「夏」です。

 

種類によって若干変わりますが、開花時期は6~10月です。

朝顔は基本的に生育が旺盛なので、夏の間中楽しむことができます。

夏に綺麗に咲く朝顔を見ながら、スイカを食べたいです♪

(ライター 雲呑)