どこからともなく姿を現して人間に恐怖を与えるゴキブリ。

私達よりも小さいのに何故あんなに恐怖を感じてしまうのでしょうか…。

 

外でならまだしも、家の中で見つけた時の絶望感はすごいですよね。

ゴキブリをやつける時なんかは、強めの気合と根性が無ければ立ち向かえない程の威圧感を彼らは持っています。

今回はそんなゴキブリの生態と特徴、そして沖縄に生息するゴキブリについて紹介していきたいと思います。

ゴキブリってどんな生き物?~生態と特徴について~

ゴキブリの生態は、昆虫綱ゴキブリ目のうちシロアリ以外のものの総称です。

名前の由来は「御器噛り(ごきかぶり)」が転じた語で、御器とは食物を盛る為のお椀の事で噛りは「かぶりつく」や「かじる」意味です。

ゴキブリは、残飯だけでなくお椀までかじってしまうことからこの名が付けられたんだそうです。

昔はゴキブリでなく「芥(あくた)」や「芥虫(アクタムシ)」や「角虫(ツノムシ)」とも言われていたそうです。

ゴキブリの歴史は長く、おそらく恐竜時代から生息していたのではないかと言われています。

 

むしろ恐竜が存在するよりもっと前から存在していたとも言われています。

ゴキブリは発生した石灰紀からその形態を変えずに現在に至っているということです。

生息地は世界中のありとあらゆるところに分布しています。

 

ゴキブリは寒さに弱いので極寒地域では存在しないと思われていたのですが、ロシアや国内だと北海道などにも生息しているようです。

特に日本だけに絞ると、本州・九州・沖縄などに多く生息しているようです。

基本的に夜行性で夜になるとガサガサと活動を始めます。

 

出現場所は、森林・道端・石や倒木などの隙間・木の洞や樹皮裏・ベランダ・庭の植木鉢の下や段ボール・トイレ・排水口・下水道・台所など挙げたらキリが無いくらい、そこらじゅうにウジャウジャいます。

ゴキブリが好む環境としては、暗くて暖かく湿気や水気があり、餌も豊富にあったり狭い隙間などに寄生する習性があります。

 

これらの条件が揃っている場所には群れを作って生息し、色々なものをかじっては傷を付け、さらにはその場所で繁殖を行ったりもします。

繁殖されると卵は2週間~5週間で羽化するので、早期発見しないとゴキブリの住処にされてしまう事もあります。

ゴキブリは雑食性で、澱粉・油脂・肉・チーズなどが大好物とされています。

 

そしてゴキブリが好む匂いというものもあって、アニスや山椒や玉ねぎと言われています。

その中でもアニスの香りが一番好きなようなので、おうちにアニスがある方は気をつけて下さいね…。

ゴキブリの平均寿命は1年~2年とされています。

沖縄のゴキブリのサイズ~ゴキブリの雑学~

沖縄に生息するゴキブリは大きいとか飛ぶとか噛むとか色々言われていますよね。

普通よく目にするゴキブリは「クロゴキブリ」や「チャバネゴキブリ」で体長も約2㎝~3㎝が平均とされています。

 

ですが、沖縄に生息するゴキブリは「ワモンゴキブリ」というもので、沖縄にしか生息しないゴキブリです。

見た目はクロゴキブリにそっくりなんですが、体長が4㎝を超えてくるかなりの大型ゴキブリです。

沖縄に住んでいない方は結構ビックリするようですね…。

 

さらにワモンゴキブリは攻撃性が高く、普通に飛び回りますし人間を噛みます。

それがかなり痛いらしく、めちゃくちゃ腫れるんだそうです。

 

さらには、生命力も強くゴキブリ退治に最強のゴキジェットや熱湯や洗剤もまったく効き目は無いんだとか。

沖縄のゴキブリに比べるとクロゴキブリやチャバネゴキブリは可愛いもんですね。

ゴキブリについてのまとめ

今回はゴキブリについて紹介しましたが如何でしたでしょうか?

沖縄の方は慣れていると思いますが、他の県に住んでいる方にとってはトラウマになる可能性もあるので、旅行に行く際は覚悟していってくださいね。

ライターMISAKI