蛇(ヘビ)は、皆さんもご存知の生き物と思いますが、大きい蛇ってなかなか見られませんよね。

今回は、ギネス記録に入った大きい蛇についてご紹介します。

蛇ってどんな動物?

最初に蛇についてご紹介します。

蛇は、身体が細長く手足のない爬虫類です。細長い身体で獲物に巻き付いて絞め殺したり、ネズミなどの小動物を丸飲みしたりします。

毒を持つ種類の蛇もいるので、蛇を見かけただけで怖がる人もいらっしゃいますよね。

蛇の生態

大きい蛇の種類としてあげられるのは、最大10mといわれる『アミメニシキヘビ』や『オオアナコンダ』です。

世界最大の毒蛇は全長5mにもなる『キングコブラ』という種類が挙げられます。

蛇は、鱗の表面に剥がれない脂質が潤滑油として分泌されており、少ししっとりとした感触があるかと思います。

蛇のあれこれ

蛇は、トカゲから進化したと考えられていますが、祖先などはわかってはおりません。

毒を持つ蛇は、爬虫類の中でも蛇が多くを占めています。

 

毒をもつ蛇、毒蛇は上顎にある2本の毒牙の根もとに毒腺があり、そこから毒液を分泌する。

いきなり噛みついて毒液を分泌する場合もあるので不用意に近づくのは危険です。

 

噛みついて毒を分泌する種類もいれば、口を開けて毒牙から毒を噴射する種類の毒蛇もいます。

中でも、インドネシアからニューギニアにかけての海域に生息するベルチャーウミヘビが最強と考えられています。

ギネス記録がある蛇

さて、ギネス記録に入った大きい蛇についてご紹介します。

世界一大きい蛇としてギネス記録に登録されている蛇は、『アミメニシキヘビ』です。名前をメデューサといいます。

 

アミメニシキヘビは、過去に人間を捕食したことがあり、45kg以上の動物を食べきることができるそうです。

今回、ギネス記録に登録されたメデューサは、全長7.62m、136kgという大きさがあります。

【ギネス世界記録】世界一大きい蛇”メデューサ”より引用

アメニシキヘビは、ニシキヘビ科だけではなく現存する爬虫類の中で一番最大種であると考えられています。

人だけではなくヒョウやワニなどの獰猛生物も捕食したことがあるそうで、ある意味最強の生き物なのではないでしょうか。

また『アナコンダ』という種類の蛇も、身体が大きい蛇として名を挙げることがあります。

アナコンダは、アメニシキヘビよりも体重が重く、5mを超える大きさになると100kgを超える体重になることもあると言われています。

 

この2種類を比べると、どちらが大きい種類の蛇になるかと考えた時、重さではアナコンダの方がありますが、長さで考えるとアメニシキヘビの方が長いので、どちらとも言えないですが、両種類とも大きな蛇として現存しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本では、ハブやアオダイショウなどが挙げられます。

世界にはハブやアオダイショウなんて屁でもないくらい大きな蛇が存在しているので、調べてみると面白いですね。

(ライター:Teyo)