皆さんは「ポリプテルス・ラプラディ」という魚を知っていますか?

なんだか舌を噛みそうな名前ですが、とてもかっこよくて魅力的な古代魚なのです。

 

その姿に魅了されるアクアリストも多く、ペットとしても人気。

とは言え、一般的にはあまり知名度の高い魚ではありませんので、今回はそんなポリプテルス・ラプラディについてまとめていきたいと思います!

この記事を読めば、あなたもポリプテルス・ラプラディの魅力にとりつかれるかもしれません。

ポリプテルス・ラプラディの生態

ポリプテルス・ラプラディは、セネガルを中心に西アフリカに生息しています。

約4億~3億年前のデボン紀に出現したとされており、その頃から姿を変えず現代まで生き残ってきた「生きた化石」。

「ポリプテルス」というのは「多くのヒレ」という意味で、その名の通り背中に尖った背びれが何枚も並んでいるのが分かります。

 

その姿はまるで恐竜のようで、古代魚独特の神秘的な雰囲気を秘めていますね。

体はエナメル質と象牙質の硬い鱗に覆われており、顔はナマズのようにやや扁平で口が大きいのが特徴。

 

ポリプテルスはいくつかタイプ別に種類が分けられていますが、ポリプテルス・ラプラディはその中でも大型の「ビキール・ビキール」という種類の亜種です。

体長は約70㎝と大型ではありますが、飼育下ではそれほど大きくはならないんだとか。

(せいぜい50㎝くらいらしいです。)

 

それなら飼える!と嬉しいような…少し残念なような…複雑な気分ですね。

食性は肉食で、主に小魚、カエル、エビなどの甲殻類、昆虫を餌とします。

夜行性で昼は物陰に隠れてジッとしていますが、夜になるとゆっくりと泳ぎだします。

ポリプテルス・ラプラディの飼育について

「古代魚」「大型魚」と聞くと、なんだか飼育の難易度は高いのではないかと心配になりますね。

ここでは、ポリプテルス・ラプラディの飼育ポイントについてまとめていきたいと思います。

水槽の大きさ

前述のように、ポリプテルス・ラプラディは飼育下でも40~50㎝ほどにはなるので、それなりに大きな水槽が必要となります。

小さい間は60㎝幅の水槽でも飼育可能ですが、成長後のことも考えると最低でも90㎝幅の水槽がいいでしょう。

 

理想は120㎝幅ですが、ポリプテルス・ラプラディは比較的温和で動きが少ないので、90㎝幅でも飼育は可能。

飛び出し事故防止のため、必ず蓋が必要です。

餌について

餌は稚魚の頃は赤虫、成長してからは人工飼料、または小魚などの生餌を与えます。

動きが遅いため、他の魚と混泳する場合にはきちんと餌が食べられているかどうかをチェックしましょう。

餌に対しては少々神経質なところがあるため、拒食などの症状があれば餌を変えてみるなどの対処をしてください。

混泳について

口に入るサイズの生き物は餌と認識してしまう可能性があるので、混泳はおすすめできません。

しかし口に入らないサイズの生き物なら、基本的には興味を示さないので混泳は可能です。

逆に他の魚に突かれたり、稚魚の時は外えらを齧られたりもするので、そこは注意が必要。

飼育全般の難易度

ポリプテルス・ラプラディは病気にかかりにくい種なので、飼育はそう難しくはありません。

十分な広さの水槽があり、水質・水温を保ち、餌をしっかり食べてさえいれば飼育は成功と言えるでしょう。

ただし、逆に一度病気にかかってしまえば治癒は難しいとも言われているので、まずは何よりも病気にさせないことが大切です。

ポリプテルス・ラプラディについてのまとめ

古代魚というとものすごく高価なイメージがありますが、ポリプテルス・ラプラディは安いものでは3000円~という良心的なお値段で手に入れることもできます。

(もちろんピンからキリまであって、高いものでは10数万とか平気ですることもありますが…。)

 

設備費にはそれなりのお金がかかりますが、チャレンジできない金額ではありません。

興味がある人は、ぜひポリプテルス・ラプラディの飼育にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

(ライター もんぷち)