フクロウは動物園以外ではなかなか見る機会のない猛禽類です。

フクロウの特徴と生態

フクロウはフクロウ目フクロウ科フクロウ属に分類される猛禽類。

夜行性で人目に触れる機会は少ないのですが、知名度はかなり高い鳥です。

スポンサーリンク

 

スカンジナビア半島から日本にかけて、ユーラシア大陸北部に帯状に広く分布しています。

温帯から亜熱帯にかけての針葉樹林、混交林、湿地や牧草地、農耕地などに生息し、留鳥として定住しています。

日本では九州以北から四国、本州、北海道にかけて分布していて、平地や森林地帯、農耕地や草原、里山などでその姿を見ることが出来ます。

 

また、大木のある公園や社寺林などにも棲んでいることがあります。

全長は50~62㎝ほどで、日本に生息するフクロウの中ではシマフクロウ、ワシミミズク、シロフクロウが大きい順として挙げられます。

体重は500~950gほど。

 

平たくお面のような顔が特徴的で、目は大きく暗闇でもものが良く見えるように眼球が大きく発達しています。感度が良く、人間の10~100倍ほどあるのだとか。

特徴的な平たい顔面は小さな音を聞くアンテナとしての機能も備えているのだそう。

 

集めた音を左右の大きさの違う耳で聞き取り、音による獲物の位置を特定します。

雪の下にいる野ネズミやトンネル内を移動しているモグラやミミズをしとめることが出来るほどの聴力はかなりのものです。

フクロウの顔が印象的な理由は目の位置。

通常鳥類は頭部の側面に目がありますが、フクロウの場合は正面に目がついていて、横に並んでいるのが特徴です。くちばしは視野を遮らないように短く、先端部分が曲がっています。

 

視野は110℃で、上下左右に約180℃回転するので、真後ろを見ることが出来、体を動かさずに270度見渡すことが出来ます。

発達した顔盤は小さな音を聞くアンテナとしての機能があり、

スポンサーリンク

 

単独やつがいで行動し、群れをつくることはありません

夜行性で昼間は受動や木の横枝などでほとんど動かず、目を閉じて休息しています。

夕方から活動を始めますが、日中に行動することもあり、冬場のエサが少ないときなどは昼間に狩りをします。

 

食性は動物食でネズミや小型の鳥類、他にもモモンガ、リスなどと言った小動物や昆虫、爬虫類も捕食します。

冬近くなると、エサの少ない冬の時期に備えて野ネズミやモグラなどを多く捕食するようになるそうです。

 

繁殖は卵生で大木の樹洞に巣を作ります。

2~4月頃が繁殖期で、この頃になると雌雄で盛んに鳴き交わす声が聞こえてきます。

 

卵は1~3日沖に2~4個産み、孵化するまでには28~35日ほどかかります。

オスとメスは協力して子育てをし、35~40日ほどで巣立ちを迎えます。その後、両親から狩りの訓練などを受け、秋頃には親から離れ、独立します。

幸せの象徴としてのフクロウ

近年はフクロウカフェなるものまで登場していて、人気のフクロウ。

日本では「不苦労」や「福来」などの文字をあてて、幸せの象徴として知られていますが実は世界を見渡してもフクロウは縁起の良い鳥だと言われているようなのです。

 

古代ギリシャではフクロウはギリシャ神話の女神アテネの従者として描かれています。

女神が司っていた知恵と学芸がフクロウに引き継がれたと言われ、またエジプトでも異界とコミュニケーションをとることが出来る神秘の精霊がフクロウであるとされてきました。

 

インディアンの間では危険を予知する預言者、メキシコなどの中南米絵は家や家族を守る守護のシンボル、

中国では悪魔はらいの鳥とされてきました。

 

面白いことにフクロウの身体的特徴である大きな眼と獲物を一度掴んだら離さない鋭い爪も幸福を捕まえたり、真実を見極めたり、未来を見通すことが出来るなどと関連付けられることが多いようです。

 

360度近く回転する首も、首が回るということからお金に困らない、商売繁盛のご利益もあるとされ、いずれにしても何かにつけてよいことがるのがフクロウのようです。

皆さんもぜひ、フクロウグッズを身に着けてみてはいかがでしょう。

(ライター ナオ)

スポンサーリンク