家にはびこる小さな害虫「チャタテムシ」。

大量発生すると、ウジャウジャと蠢く姿は気持ち悪いことこの上なし。

 

しかし中には、チャタテムシという虫の存在を知らないという人もいるでしょう。

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そこで今回は、チャタテムシの生態や駆除方法についてまとめていきたいと思います。

チャタテムシの生態

チャタテムシは昆虫綱咀顎目に属するもののうち、寄生性のシラミ、ハジラミ以外の昆虫の総称です。

1㎜以下の大きさで、見た目は半透明で蟻のような形をしています。

「そんな虫、見たことないな」という人がいるかもしれませんが…。

 

じつは日本の約9割の家にはチャタテムシがいるとされており、かなり身近な虫なのです!

その存在に気付いていない人は、もしかしたらダニと勘違いしてしまっているのかもしれません。

発生するのは水場付近の棚の中、畳、押し入れなど暗くて湿気が高く、埃っぽい場所です。

 

別名「本シラミ」と呼ばれるだけあって、本棚にもよく出没。

年中どんな季節でもいなくなることはありませんが、温度が高く湿気も多い梅雨から秋口にかけて特に発生します。

カビやホコリが大好物で、開封済みの乾物や粉類などに付着していることも。

 

もし知らずに口に入れていたらと思うと、気持ち悪くなりそうですね…。

チャタテムシの厄介なところは、繁殖力が強いこと。

 

単為生殖ができる為、メス一匹いればどんどん増えることが可能なのです。

しかも卵から成虫になるまではわずか2週間ほどしかかからず、成虫となったメスは一日に1~2個の卵を産み続けます。

 

更に寿命は約半年!

恐るべき繁殖力とスピードです。

チャタテムシによる被害

驚異的な繁殖力を持ったチャタテムシ。

一体彼らにはどんな害があるのでしょうか。

 

ダニのように刺す?本や食べ物を齧る?

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意外なことに、チャタテムシそのものは、人間に危害を加える存在ではありません。

 

刺したり噛んだりするわけでも、食害を引き起こすわけでもありません。

しかし何と言っても気持ちが悪い!

うじゃうじゃと蠢く姿は、鳥肌が立つほどぞっとする光景です。

 

それだけでも、徹底駆除に値しますよね。

また、チャタテムシの増殖は間接的に「ツメダニ」の増殖を引き起こします。

 

ツメダニはチャタテムシを餌とするため、増殖に比例してツメダニも増えてしまうのです。

ツメダニは人を刺しますし、刺されると強い痒みや腫れを引き起こす害虫。

さらにチャタテムシの混入した食材を食べることでアレルギーを引き起こすこともありますし、そういった面では立派な害虫ですね。

見つけ次第駆除してしまうのが最善です!

アルコールは有効?

チャタテムシの予防・駆除に有効なのは、「除湿」と「掃除」です。

チャタテムシはカビやホコリを餌として成長しますから、それらを無くすことによって発生を予防・駆除することができるのです。

 

まず湿気がこもりやすい場所は定期的に換気をしたり、除湿器・除湿剤を使って湿度を55%以下に下げましょう。

そうすることで、成長をストップすることができる上に、餌となるカビの繁殖も抑えることができます。

そして、一通り掃除をした後にはアルコール消毒をすることで、より予防効果をアップさせることが可能!

 

アルコールそのものでチャタテムシを死滅させることはできませんが、アルコール消毒をすることで餌となるカビや人間の老廃物(フケや皮脂など)から発生する酵母も除菌できます。

そうすると、餌のなくなったチャタテムシは自然と数が減少。

除湿・掃除・アルコール消毒の3点セットで、チャタテムシを撃退しましょう!

チャタテムシについてのまとめ

そもそもチャタテムシが発生する環境というのは、カビやホコリがある環境ということ。

それはチャタテムシの発生の有無にかかわらず、あまり人体に良いとは言えない状況です。

健康的な生活を送るためにも、日頃から除湿や掃除を心掛けましょう。

(ライター もんぷち)

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