柿といえば、秋が旬のくだものですね。時期が合わないと固すぎたりぐちゃぐちゃになってたりするんですが、食べごろの柿というのはすごく美味しいですよね!栄養もすごくあるそうです。

そんな柿の木にあの「毛虫」がつくことがあります。
今回は柿木につく毛虫についていろいろとみていきましょう。

毛虫の糸登り

毛虫はチョウ・ガの幼虫で、名前の通り体に毛や棘がある生き物のことです。
毛虫は都会でもちょっと緑のあるところなどに行くとよくみかけることがあるでしょう。

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毛虫が発生するのは春、桜が咲きだすころです。
ただ、種類によって時期もちょっと違ってくるようです。
たいていは温かい時期ですが、だいたい4月〜11月ぐらいで、大量発生するのは6月〜8月ごろです。

 

新緑の時期の森の中では、木に毛虫がぶらさがっていることがあります。毛虫は口から糸を吐き、これを命綱に木にぶらさがっているのです。どうやって木に登るのでしょうか?

毛虫やイモムシたちは、3対の脚を使って糸を巻き取りつつ登っていきます。これを、「糸登り」と呼びます。木にぶらさがっている毛虫を見つけたら、よく観察してみましょう。両脚に巻き取られた「シルクの糸玉」が見つかると思います。

 

降りるときはどうするのかというと、ゆっくり糸をたらしていくことによって、高い場所から落下せずに降りることができます。

たとえば、公園の樹木や街路樹、庭の木に糸でぶら下がっているケムシがふらりふらりと振り子のように揺れていることがあります。この様子がブランコ遊びに見えるので「ブランコケムシ」という可愛らしい名前の毛虫もいたりします。

 

毛虫やイモムシたちのこの糸登りには、なにか意味があるのでしょうか。
昆虫の世界に遊びはありません。一見奇妙な行動にもそれなりの意味があるものです。

一説によると、これは足の速い天敵たちからの逃走手段として使っているらしいです。

 

地上に降りるのも危ないので糸を使ってぶら下がることで、元の木に戻るためにしているとか。食草にのんびり乗っかっていれば、餌を求めて長い間移動する必要もないんですよね。

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また、毛虫・イモムシたちに行う糸登りには、木の幹・枝に産みつけた卵塊から、ふ化した300匹から400匹の幼虫が、その吐いた糸を伝って、風に吹かれ分散するを果たしているということもあるそうです。

つまりこれも、生き抜くために重要な行動なんですね。

意外とグルメな毛虫

毛虫といえば人間からは嫌われることが多い昆虫ですよね。
見た目もちょっとアレだし、かぶれたりすることもあるからです。
そういえば著者も毛虫がいつのまにか体についていて、そこがかぶれたことがあった気がします。

 

イラガなどの幼虫の毛虫が、柿の木についていることがあります。
このようなことがあるために、害虫として人間からは嫌がられているんですね。
たとえば自宅に柿の木があるのに、毛虫なんかが大量にわいてしまっては困ってしまいますよね。

 

やはり毛虫も栄養豊富で甘くて美味しい柿が好きなんでしょうかね?

多くのイモムシや毛虫は、それぞれの種類で食べる植物があって、
葉っぱならどんな葉っぱでも食べるというわけではありません。

 

毛虫もなかなかグルメなんですね。
「この葉っぱは食べられないよ」とか思ってるんでしょうか。

「モンシロチョウ」の幼虫は、アブラナ科の葉を食べますが、「キバネセセリ」というチョウの幼虫はウコギ科のハリギリしか食べないのです。

 

「ゼフィルス」というかわいいシジミチョウは、ブナ科のコナラ・ミズナラ・カシワなどのドングリができる樹木の葉を食べます。これは、生息する環境に適応していって、それぞれに食性が変化したからだそうです。

チョウには、なんとアブラムシを食べる肉食性の「ゴイシシジミ」という種がいます。

人間からはとかく嫌われている毛虫

柿の木につくこともある、とかく嫌われがちな毛虫についてでした。
まあ、せっかくの作物や果樹、庭の木を食い荒らすことがあるので当然かもしれませんね。
しかも見た目的にもあれだし刺したりしますしね。

 

みなさんも、知らないうちに毛虫が体や服についていたなんて経験がないでしょうか?
あれはいやですよねえ。

 

成長すればチョウになれば多少は許せるかもしれませんが、
毛虫はたいていは「ガ」になりますからねえ。

ライター名:nabex
任意ライター名:nabex

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