フタホシコオロギという名前のコオロギをご存知でしょうか?

これからますます注目を浴びるかもしれないフタホシコオロギについて詳しくお話しします。

フタホシコオロギの特徴

フタホシコオロギは動きが遅く、手で摑まえることも容易なので、ペットの餌としてとても重宝されているコオロギです。

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幼虫の体色は黒色ですが、成虫になるとこげ茶色になり、更に冬になって温度が下がると、保護色の役割も果たすために濃くなります。どこかゴキブリに似ていないでもないですが・・・・・

体長は20~26㎜程度、左右前翅基部近くには黄褐色または白色のマダラがあります。

 

前肢は腹端に達し、後脚は相対的に短いのが特徴。

体つきは円筒形か紡錘形で、頭部には体長以上はある毛髪状の触角を持っています。

他にペット用の餌コオロギとしてはヨーロッパイエコという種類が流通しています。

フタホシコオロギの餌としてのメリット

ペット用の餌としてフタホシコオロギが重宝される理由とイエコとの比較を見ていきたいと思います。

まず、フタホシコオロギのメリットとしては、ヨーロッパイエココオロギと比べると大きいということ。

 

これは餌にするときにはかなり重要なポイントです。

しかも、動きが遅く、ジャンプ力もない為、とても扱いやすいという点も喜ばれているようです。

 

しかし、鳴き声がうるさく、臭いがきついなど難点もあります。

フタホシコオロギは飼育に水分を必要としますので、その分自身の持っている水分量も多く、ペットに水分も同時に摂取させたいと思っている場合には有効です。

フタホシコオロギの飼育

フタホシコオロギはケース内での密度が高いと縄張り争いから共食いを始めてしまいます。

出来るだけゆとりのある広いケースでストックするのがベスト。

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また、水分を体内に多く含むため、毎日新鮮な水を十分に与える必要になります。

自分自身の尿でアンモニア中毒を起こすケースもあるので、ケース内はこまめに掃除をし、清潔な環境をキープするようにします。

最低気温は15度くらいです。

フタホシコオロギの繁殖方法

フタホシコオロギの繁殖には20~32℃の温度が必要と言われています。

繁殖させる場合、卵や幼体と成虫を一緒にしておくと、共食いの危険性があるので、産卵後はなるべく卵と成体を分けるようにします。

 

例えば、新聞紙だけを床材にひいたケースの中に、土を入れた容器を入れ、そこで産卵させて、産卵後は容器を取り出し、別のケースで孵化させるという方法。

これが最も効率的で安全な方法です。

 

湿度は50~70%に保っておくのが良いようです。

どちらかというと、乾燥に強く水槽内に木片や植木鉢の欠片などを入れ、それをバロメーターにすると良いと言われています。

水分は切らしてしまってはうまく産卵に繋がりませんので、常に水分補給は出来るように、水を含ませたスポンジなどをケースの中に入れておく必要があります。

ペットの餌としてのフタホシコオロギ

ペットの餌として使われるフタホシコオロギですが、ペットは買いたいけど、どうしても虫は苦手…という人は冷凍されたフタホシコオロギも販売されています。

これは飼育の心配もなく、手軽にペットにタンパク質を与えられる良い方法です。

フタホシコオロギの食用化!?

フタホシコオロギを食べるのはペットだけではなく、いずれは人間も日常的に食べるようになるかもしれません。

昆虫食が広く社会に受け入れられるようになっている現代、フタホシコオロギもその対象として注目されているようです。

 

栄養価の面、大きさの面、飼育のしやすさの面、いずれにおいてもフタホシコオロギは申し分なし!

いずれフタホシコオロギの自動飼育装置を開発されれば、コスト削減にもなり、ヘルシーなスーパーフードとして食卓にフタホシコオロギが上るようになるかもしれません。

(ライター ナオ)

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