陸上最大の甲殻類とも言われる「ヤシガニ」。

小さなヤドカリを水槽で飼育しているのは見たことがありますが、ヤシガニも同じように飼育することができるのでしょうか?

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飼育できるとしたら、大変そうですがかなり面白そうでもありますよね!

そこで今回は、ヤシガニの生態や飼育できるのかどうかということについて、まとめていきたいと思います。

ヤシガニの生態

ヤシガニは前述の通り、陸上では最大の甲殻類です。

その大きさは最大で40㎝以上、重さは4kg以上にもなるという驚くほどの巨体。

脚を広げると1m以上になる個体もいるというから驚きですね。

 

これはさぞ食べ応えがありそうな…。

名前に「カニ」とついていますが、カニではなくヤドカリの仲間です。

 

それじゃあ、ヤドカリと同じように貝殻を背負っているのかな?と思われるかもしれませんが、その巨体ゆえに残念ながら体に合う貝殻がなく…。

基本的には、尾の部分を体の下に隠すことで守っています。

 

ただ、まだ若く体が小さい頃は、カタツムリの殻やヤシの実などを宿にすることも。

もし飼育できるのなら、何か体にピッタリの宿をプレゼントしてあげたいですね。

ヤシガニ最大の特徴は、びっくりするほど大きなハサミ。

 

ちょっと見ただけで「これは挟まれたらヤバイ」と確信できるそのゴツさ。

なんと挟む力は300kg以上だとも言われており、これはライオンの噛む力にも匹敵する強さなんです!

 

その力で固い固いヤシの実も、パックリと割って(裂いて)食べてしまうのですから、どれほど強いかは簡単に想像できますね。

人間の指なんて、簡単に切り落とされてしまいますわ…。

 

そしてもう一つ危険なのが、ヤシガニには毒があるということ。

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元々は全く無毒な生き物なのですが、食べるものによっては体に毒を蓄積してしまい、それが原因で中毒を起こすことがあるのです。

素人が自力で捕まえて料理するのはとても危険!

ヤシガニの飼育について

結論から言えば、ヤシガニは飼育することが可能。

生息数が減っており絶滅危惧種に指定されていますが、海水魚の専門ショップなどではそれなりに取扱があるようです。

しかし飼育には、かなり高いハードルがいくつも待ち構えているので、かなりの覚悟が必要!

広い飼育スペース

ヤシガニは成長するとかなり大きくなるので、飼育スペースも広めに確保しなければなりません。

水槽ならば1mクラスのものが必要です。

破壊魔

ヤシガニはかなり力が強く、また気性も荒いと言われています。

水槽(飼育ケース)や餌入れ・水入れ、レイアウト用の植物などを破壊する場合があるので注意しましょう。

脱走

ヤシガニは木に登る生き物なので、脱走も大得意。

油断しているとすぐに脱走してしまいます。

人への危害

前述のように、ヤシガニのハサミはとても強力です。

怪我をする危険があるので取り扱いには十分気を付けましょう。

また、脱走したり飼えなくて外に逃がす…なんてことになると、周囲の人が危険な目に合うので絶対にやめてください。

脱皮

ヤシガニの飼育が難しいと言われる最大の原因は、飼育下では脱皮が上手くいかないことが多いためです。

湿度や温度などきちんと環境を整えていても、脱皮ができずに数年で死んでしまうことも。

飼育に関する情報の少なさ

ペットとしてはとてもマイナーなので、飼育に関する情報を手に入れるのも一苦労。

「こうすれば正解」という飼育方法も確立されておらず、様々な情報を集めながら試行錯誤して飼育を行わなければなりません。

ヤシガニについてのまとめ

ヤシガニはとても魅力的な生き物ではあるのですが、飼育となるとかなり難易度が高いです。

出来る限りの予備知識と、手間と時間をかけて飼育する覚悟が必要ですね。

本来であればヤシガニの寿命は50年とも言われており、飼育下でもその寿命を全うさせることができればいいのですが…。

(ライター もんぷち)

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