百獣の王「ライオン」

凛としていて気高い姿がとってもかっこいいですよね。

 

そんなライオンですが、”ライオン”という漢字はあるのでしょうか?

そしてその漢字には、どんな意味があるのでしょうか?

ライオンの漢字表記と由来について、ライオンの生態と共に詳しく紹介していきたいと思います。

ライオンとは?

ライオンは世界的に「百獣の王」とされています。

動物界において最も強い動物が「ライオン」であるとされています。

ヨーロッパの方では古くから、強さの象徴や王のモチーフとして使われています。

 

「ライオン」とは、食肉目ネコ科ヒョウ属の肉食の哺乳類です。

ライオンの主な生息地はサブサハラですが、他にもサハラ砂漠以南のアフリカ大陸、インド北西部ナイジェリア、ベナン、南アフリカ共和国などに生息しています。

 

そしてサバンナや草原、森などに住んでいます。

ライオンの寿命は野生で10年ぐらい、飼育下では20年ぐらいです。

ライオンの形態

ライオンの大きさは、オスが180kgぐらい、メスが125kgぐらいで、ネコ科のなかで2番目に大きいです。

オスの中には、250㎏を超すライオンもいます。

 

体長はオスで170~250cm、メスで140~175cmです。

出産直後の赤ちゃんライオンの体重は1~2㎏しかありません。

体の毛の色は、黄褐色や灰褐色、赤褐色の色をしています。

お腹などは白色です。

 

しっぽの先は黒色で、オスの首にはたてがみがあります。

メスにはたてがみはありません。

ライオンのたてがみ

ライオンのたてがみは、頭から首にかけて生えています。

このたてがみがライオンの特徴です。

 

ライオンのオスにしかたてがみは生えていません。

たてがみの色は、金色や黒色などがあります。

 

たてがみが黒くてフサフサのライオンは、とても健康だといわれています。

そしてたてがみがより濃く、黒色で、立派なライオンはメスにモテます。

ライオンのたてがみには色々な役割があります。

 

ライオンのたてがみは強さの象徴とされています。

強いライオンは、たてがみが黒いのです。

 

また、たてがみはライオンの首を守るためにあるといわれています。

オスは群れを守るために、日々戦っています。

戦い時に、自分の首、喉元を守るためにたてがみが生えているそうですよ。

ライオンの生態

ライオンはメスと子どものライオンで群れを作っています。

その中にオスが数匹います。

 

メスが獲物を見つけて、狙って、捕まえます。

獲物が少なくなると、1日中獲物を狙って活動しています。

獲物がたくさんある時は、1日20時間ほどお休みしています。

 

基本的に夜に狩りをしますが、昼も行うときがあります。

ライオンの走行速度は時速58mくらいだといわれています。

ライオンの漢字表記と由来について

ライオンは漢字で「獅子」「獣王」と書きます。

「獅子(シシ)」は、耳をたてた犬、神に供える肉の象形と刃物の象形という意味のある漢字で成り立っています。

 

獣の中の頭(かしら)という意味があります。

「獣王」は、百獣の王という意味があります。

動物界で一番強い動物という意味です。

ライオンの漢字表記と由来についてのまとめ

ライオンの漢字表記と由来について、ライオンの生態と共に紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

ライオンの漢字表記は「獅子」「獣王」とあり、意味は「百獣の王」という意味があります。

 

そしてライオンの立派なたてがみは、強さの象徴にもなっていて、王様のヒゲのようにも見えますね。

野生のライオンは年々生息数が減ってきています。

動物界の王様として、ライオンの勇姿をいつまでも見ていたいので、ライオンが絶滅しないように考えていかなければいけませんね。

(ライター 雲呑)