タニシは古くから日本でも食材として利用されてきました。

また中国やベトナムでもピリ辛の炒め料理などで食べられています。

タニシについての基礎知識とタニシ料理についてまとめてみました。

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タニシの特徴と生態

タニシは腹足鋼原始紐舌目タニシ科に分類される巻貝の総称で、南米と南極大陸を除く各大陸とその周辺の淡水に生息しています。

日本にはマルタニシ、オオタニシ、ナガタニシ、ヒメタニシの4種が生息しており、水田や用水路、池などに分布しますが、分布域は種類によって異なり、ナガタニシは琵琶湖だけの固有種です。

また、マルタニシとオオタニシは北米に人為的に移入されて各地で繁殖し問題となっています。

タニシ科の全ての種が卵胎生で、かなり成長した仔貝を産みます。

 

殻高は1~8㎝程度で、5㎝以下の種類が多いのが特徴。

殻は全ての種が右巻きで、色は白色~淡褐色です。

北海道から沖縄に広く分布しているマルタニシは全体的に丸みを帯びたタニシです。

 

大型のタニシで古来より食用とされてきました。

乾燥に強く、農閑期の水田や干上がったため池などでも泥に潜って耐える事が出来ます。近年は農薬の影響などで準絶滅危惧種に指定されています。

琵琶湖の固有種であるナガタニシは殻皮が緑っぽく、殻の畝の上部が平たんになっているのが特徴です。

タニシ料理

基本的には茹でて食べるのが一般的ですが、寄生虫がいることでも有名なので、しっかりと火を通し、

内蔵は食べないようにすることが重要です。

 

しっかりと火を通せばつぶ貝にも似て美味しく食べることが出来ます。

<タニシのみそ佃煮>

ご飯のおかずとしてぴったりの佃煮。

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コリコリとした食感が何とも美味しいレシピです。

 

最初に塩水で軽く湯がき、タニシの殻を割って身だけにします。

鍋に油をひいてタニシを炒めます。

 

火が通ったら味噌とキビ砂糖を加え、タニシがヒタヒタに隠れる程度の水を加えしっとりするまで煮込みます。使う味噌は好みのものでかまいませんが、赤味噌と大豆味噌を合わせると美味しいく仕上がります。

<タニシ炒め>

大胆に殻ごと炒めておつまみに。

臭みが気になるので香辛料を使って炒めます。

 

一晩水に浸けたタニシを刻んだニンニク、ショウガ、トウガラシと一緒に炒めます。

酒と醤油と豆板醤、鶏がらスープ、塩などで味付けして、水を加えて長めに蒸し煮にします。

しっかり火が通ったら完成。食べる時は楊枝や箸で中身をかきだしながら食べます。

<お茶漬け>

タニシの食感はお茶漬けにしても美味。

葱と茹でたタニシに白ゴマと白みそを溶いてお湯を注げば風味豊かなタニシのお茶漬けの完成です。

<ジャンボタニシのオーブン焼き>

しっかりと塩で下茹でしたジャンボタニシの身を取り出し、内蔵を取り除きます。

ジャンボタニシの身をさらに白ワインで煮て臭みをとります。

 

身を殻に戻して蓋代わりにニンニクとバターを混ぜ合わせたものを塗ってオーブンで

加熱すれば出来上がりです。

 

しっかりと臭みがとってあるので、サザエのような美味しさが感じられます。

お酒のおつまみにも最高。日本版エスカルゴ!

<タニシのビーフン>

ベトナムで人気の食べ物にタニシのビーフンがあります。

ベトナムではカルシウムを多く含んだタニシはとても人気があり、体に良いものとされています。

 

特に妊娠中の人にはとても良い食べ物。

ベトナムに行ったときにはぜひ食べてみて下さい。

 

その他、みそ汁やスープなどでもとても良い出汁が出るようです。

ちなみに、タニシの効能としては貧血を改善したり、骨を丈夫にする働きがあります。

肝機能の向上や糖尿、高血圧、動脈硬化といった生活習慣病の予防にも良いようです。

(ライター ナオ)

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