植物の天敵、カイガラムシ。

ガーデニングや農業などをやっている人にとっては、小さいながらもとても厄介な害虫です。

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そんな中から今回紹介するのは、主に柑橘系の植物に寄生する「ミカンコナカイガラムシ」。

ミカンコナカイガラムシの生態や、植物への害、そして対策などについてまとめていきたいと思います!

ミカンコナカイガラムシの生態と害

ミカンコナカイガラムシは、名前の通りミカンなどの柑橘類に寄生するカイガラムシです。

ただし他にも割と様々な植物に寄生することが確認されているので、「柑橘類は育ててないから~」といって油断してはいけません。

 

特に温室内ではかなりよく発生する害虫として有名であり、一年を通して発生する可能性があるので注意が必要です。

成虫の大きさは約3~4㎜ほどで、体は白いロウ物質に覆われています。

 

植物から汁液を吸い取るため植物は弱り、ひどい場合は枯れてしまうことも。

しかもミカンコナカイガラムシの出す排泄物がスス病を誘発するなど、植物にとってはまさに天敵!

 

さらにミカンコナカイガラムシが寄生するのは、葉っぱや枝だけではなく果実にも。

葉っぱや枝だけならまだしも、ミカンコナカイガラムシが寄生したミカンなんて食べられないですよね…。

 

健康に害はなかったとしても、気分的に。

柑橘類は他のカイガラムシにも狙われやすい植物なので、ミカンコナカイガラムシを含め徹底的に駆除しなくてはなりません。

ミカンコナカイガラムシの対策方法

植物たちをミカンコナカイガラムシの被害から守るためには、対策をしておかなければなりません。

他のカイガラムシについても基本的には対策方法は同じなので、しっかりと覚えておいてくださいね!

まずはミカンコナカイガラムシを植物に近づけないことが大切。

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…とはいえ、とても小さい上に風に乗ってやってきたりもするので、近づけないというのはほぼ無理ですね…。

温室の中で良く発生するということからも分かるように、少々囲ったりしたくらいでは寄生を防ぐことはできません。

風通しの悪い場所に発生しやすいので、できることは剪定を定期的に行って、風通しを良くすることくらいでしょうか。

 

ということで、重要なのは早期発見と早期駆除!

よく植物を観察して、例え一匹でもミカンコナカイガラムシを発見したら、すぐに駆除してください。

 

歯ブラシなどでこすって落とし、落ちたものは再起不能なように踏みつぶしてしまうか、少量ならば葉っぱや枝ごと切り取って燃やしてしまいましょう。

ガムテープにひっつけて剥がすというのも効果的。

 

屋外の植物なら、水圧の強いジェット噴射などで水をかけて洗い流すこともできます。

重要なポイントは、「徹底的に駆除する」ということです。

 

一匹でも生き残りがいたら、元の木阿弥ですからね。

すぐに繁殖して元に戻ってしまいますよ。

 

幼虫の場合は殺虫剤も効くのですが、成虫になりロウ物質に覆われてしまうと、殺虫剤もあまり効きません。

そうなるとやはり地道な手作業で取り除くのが一番手っ取り早い…ということになってしまいますので、できるだけ幼虫を見つけて駆除するようにしましょう。

 

また、一度ミカンコナカイガラムシが発生した付近は、その後もしばらくはよく観察してください。

卵などが残っていて、再び発生する可能性が高いからです。

「ここはこの前駆除したから大丈夫!」と油断していると、いつの間にか再び大発生しているかもしれませんよ…。

ミカンコナカイガラムシについてのまとめ

ミカンコナカイガラムシには、地道にコツコツと対処しなくてはなりません。

大変ですが、そうすることでより大きな被害を防ぐことにもつながります。

植物たちが安心して大きくなれるように、しっかりと対策をしてあげてくださいね。

(ライター もんぷち)

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