「ミルワーム」って知っていますか?

ミミズのようにウジャウジャしているアレです。

 

基本的にミルワームは、動物園やペットなどの餌で使われていますが、人間が食べることはできるのでしょうか?

ミルワームが食用できるのかどうか調べてみたいと思います。

ミルワームとは?

ミルワーム、正式には「ミールワーム(Mealworm)」です。

ミルワームはゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫です。

 

日本国外でミルワームは研究にも使われています。

ミルワームは昆虫の幼虫です。

ミルワームはペットショップやホームセンターなどで購入することができます。

ミルワームの種類

ミルワームとして昔から飼育されているのは、コメノゴミムシダマシとチャイロコメノゴミムシダマシの2種類です。

コメノゴミムシダマシはインド原産だといわれています。

 

このコメノゴミムシダマシは、日本では「ダーク・ミールワーム」と呼ばれることもあります。

チャイロコメノゴミムシダマシはヨーロッパ原産だといわれています。

 

このチャイロコメノゴミムシダマシは、日本では「イエロー・ミールワーム」と呼ばれることもあります。

日本でミルワームとされているのは、このチャイロコメノゴミムシダマシの幼虫です。

 

ツヤケシオオゴミムシダマシの幼虫は、1990年からミールワームの仲間入りをしました。

中南米産で、上記の2種より大型です。

日本では、、「ジャンボミールワーム」、「ジャイアントミールワーム」、「キングミールワーム」、「スーパーミールワーム」などと呼ばれています。

ミルワームは飼育できる?

ミルワームは飼育することができます。

ミルワームを保存する場合もこの方法をおすすめします。

 

まず、入荷したてのミルワームを購入しましょう。

その他に必要なものは、飼育ケース(プラスチック製の水槽などおすすめです。)、ピンセット、茶こし、ふすま(餌)、パン粉(餌)、粉ミルク(餌)です。

 

パン粉は茶こしで振るいます。

そのパン粉とふすま、粉ミルクを飼育ケースに入れて、混ぜます。

 

そのなかにミルワームを入れるだけです。

死んでいるミルワームや抜け殻はパン粉の上に浮いてくるので、見つけたら処分しましょう。

 

ミルワームを成長させたくない方は、10度以下の環境が望ましいです。

気温が10度を超えてしまうと、ミルワームが成長してしまいます。

ミルワームは人間が食用することができる?

結果から述べると、ミルワームは食べることができます!!

しかも、インターネットで購入することができます。

しかも!フランス産のミルワームです。

 

ミルワームを乾燥させたもので、食用として販売されています。

実はミルワームを食用に食べるという活動が進んでいるのですよ。

ミルワームの味は?

ミルワームの味はナッツのような香ばしい味がします。

エビや蟹、魚の出汁のような味かなぁ・・・

クセは全く無く、ほんのり甘みもあります。

 

ミルワームは各国の料理に使うことができます。

生きているミルワームは、頭を取ればOKです。

 

パスタや春巻きなどにも合いますが、ミルワームの天ぷらやフライは最高ですよ。

カラっと揚がったミルワームはとっても美味しいと大好評です。

 

そしてミルワームはデザートとの相性も抜群です。

ケーキやアイスのトッピングにしたり、クッキーに混ぜたり。

見た目もお洒落ですよね(笑)

ミルワームは食用できるのかについてのまとめ

ミルワームについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。

ミルワームは食用することができるのですね。

 

特に揚げ物にするとジューシーで美味しいそうです。

栄養価も高いので、ミルワームは食肉に変わる虫として注目を浴びています。

気になったあなた、一度ミルワームを食べてみませんか?

(ライター 雲呑)